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中学・高校受験:学びネット

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2019/3 塾ジャーナルより一部抜粋

圧倒的な成長率を続伸中のHOMES
子どもの成長を心から喜ぶ社員とともに日本一の塾を目指す

 

 岐阜県を中心に学習塾「志門塾」などを展開するSHIMON GROUPの個別指導部門として2007年に発足した「HOMES個別指導学院」は、わずか5年で生徒数2,200人(現在3,800人)という偉業を達成。2012年に親会社である株式会社東海プロセスサービス・志門塾の代表取締役社長に就任し、名実ともに9,000人を擁する大手塾のリーダーとなってから5年が経過した。常に業界に新風を吹き込む川瀬社長に、「HOMES個別指導学院」の立ち上げから10年間、変わらないもの、変わり続けているものを中心にお話を伺った。

 
     

(株)東海プロセスサービス 志門塾
(株)HOMESエデュケーション HOMES個別指導学院
(株)BASEクリエーション STUDY BASE
(有)峰学館
代表 取締役社長 川瀬 憲司さん

社員とともに走り続けた10年

――この10年間、変わらないものは何ですか 

川瀬 変わらないものは、「子どもたちに日本で一番信頼され、愛される個別指導の塾を作りたい」という思いです。そのためには子どもたちに関わる大人が魅力的でなければ子どもたちを成長させることはできません。子どもたちのために一生懸命とことん頑張ってくれる魅力的な社員、魅力的な非常勤講師にたくさん集まってもらい、子どもたちや親御さんに「ここで学んで良かった」と心から思ってもらうことです。

――社名にもその思いがこめられているのですね

川瀬 HOMESには、家族のように温かく信じられる場所、信頼関係が土台にある塾という思いが込められています。先生と子ども、子どもと子ども、先生と親御さん、先生と先生との関わりにおいて、お互いを信じる気持ちが大切。成長期の子どもたちにとって良い大人が真剣に関わることがなによりも重要だからです。また、HOMEには故郷という意味があります。HOMESという社名には生徒にとって厳しくも温かい第2の家族、教え子が将来の就職先として選ぶことができる、帰ることのできる場所という意味もあります。

――志門塾の社長に就任されたときの心境は、いかがでしたか

川瀬 もともと私はHOMESにいたので、志門塾の社長を兼任することになったとき志門塾の半分くらいの社員は僕のことを知らないわけです。ですから距離感がありましたね。社員は簡単にはついてきません。5年前、考え方の違いから、校舎長が7〜8人一度に辞めた時期もありました。社員との関係をよくしなければいけなかったのですが、社長になったばかりの頃、成果を残したいために理想ばかりを追い求めていました。社員の心の中を見てあげていなかったのだと思います。HOMES自体も大変でしたが、志門塾の売上も苦戦していましたので、2〜3年間は本当にきつかったです。

――どのように乗り越えられたのでしょう

川瀬 離れていった社員もいましたが、助けてくれ、守ってくれる社員もたくさんいた。それが本当に心の支えでした。地方特有の少子化問題など、厳しい環境や課題に直面するたび、ついてきてくれる社員とともに、いろいろなアイデアを出し合い取り組み乗り越えていく。それが楽しくてしょうがありませんでした。

――志門塾の社長就任後、最初に手がけられたのが校舎・GRANですね

川瀬 GRANは1棟建ての校舎としては最大規模を誇ります。集団授業の「志門塾」、「英会話のH e l l o ! s」、個別指導の「HOMES」の3つから成る、SHIMON GROUPブランドを象徴するいわば旗艦店のような存在です。開校から4年で400人近くの生徒が通う校舎にまで成長。校舎長はじめ、講師の先生方の力に負うところが大きいです。

新校舎MIRAI
キッズカレッジ始動

――新校舎MIRAIもスタートしましたね

川瀬 MIRAIキッズカレッジは、大垣にある小学生専門の新校舎です。大学は自分にあった学問を選び、能力や個性を伸ばします。それを小学生から取り組もうというのがコンセプト。全教科やりますが、特化した才能を究めることが可能です。この校舎は、大きなスーパーマーケットの駐車場内にありますから、親御さんが買い物をしている時間を利用できるのもメリットの一つです。

――どのようなコースがあるのですか

川瀬 文章を読んで状況をイメージする力が身につく「国語的算数教室」、難関高校受験プレコース「スーパーキッズ・MIRAI」、各小学校から成績上位者が集まる「トップレベル選抜コース・MIRAI」、論理的思考力を育成するプログラミング教室、パズル道場、英単語学習やネイティブによるオールイングリッシュ授業や速読など多彩です。2020年の大学入試改革で問われる、「身につけた知識を活用して問題を解決する力」を多面的・総合的に培っていけるコンテンツを取り揃えています。

――パズル道場では、社員も生徒も脳力アップを図っているそうですね

川瀬 『立体4目並べ』は、小1から小6の【パズル道場NEW】の週1回50分必修科目です。この立体4目並べでは、集中力や注意力、立体感覚や先を読む力、相手の身になって考える力など、様々な力が養えます。この立体4目並べ大会・社員編もトーナメント方式で開催。対戦結果はポスターで展示するため、生徒が「先生どうなった?」と聞いてきます。「負けるわけにはいかない!」と奮起するため、社員のレベルも数段上がりました。この大会は志門塾とHOMES両方で実施しており、私は両方とも決勝に進出しています。各校舎に僕と生徒の対戦表があり、私が100勝するか生徒が10勝するかでアイスクリームなどの景品がもらえるお楽しみもあり盛り上がっています。

――環境や空間づくりにもこだわっておられますね

川瀬 私は子どもたちや社員の皆さんには、いい環境の中にいてほしいという思いがあります。元々ホテルで働いていたこともあり、ホスピタリティに関してはこだわりがあるのです。HOMESスタート時に、「いつか岐阜シティ・タワー43に移ろう」を目標に頑張り、2009 年に岐阜本部校移転という悲願達成。2016年には増床し、1フロア480坪という1フロアでは日本で最も広い校舎にリニューアルされました。現在SHIMON GROUPの中で最も生徒数の多い校舎です。生徒の個性が異なるように、学習スペースも、静かなブース、フリースペース、音楽が流れているブースなど、さまざまなタイプを用意しています。いろいろな商業施設などを訪れた際「この色づかいやテクスチャー、建材やデザインはいいな」と感じたことは積極的に取り入れるようにしています。

これからの10年は社員中心に

――今期の目標をお聞かせください

川瀬 HOMESの前年度売上が約10億、今期は12億にすることです。40校舎ありますから、各校舎で生徒を10人ずつ増やす必要があります。社員には、ノルマ的なことではなく、嫌がらずに取り組める仕組みにより、目標達成を働きかけるようにしています。厚紙で、社長の顔の印が押してある「俺の成績表」もその一つです。『達成しない人はミートボールにして、食べちゃうぞ』と書いてあるシンプルなもの(笑)。在籍している生徒が現在何人で、それを継続させ、さらに10人はどうやって増やすかを、社員一人ひとりに考えさせています。5年後に何校舎にするとか、どの地域に進出するか、海外拠点は、といったことは全く興味がない。東京はたまたま教え子がいて、「先生H O M E S を作ってください」と言われたから動きました。社員の「こうしたい」という熱い思いを何よりも大切にしています。

――なにか具体的なプロジェクトはあるのですか

川瀬 高山に映画館を作ります。以前、高山には大きな映画館が2つあったのですが、デジタルに移行する際に潰れました。高山は、弊社が大変お世話になっている地域。社員を大切にしていただき、心からおもてなししてくれる縁の深い地域です。ある日若い講師が「重大発表があります。高山に映画館を作ろうと思います。先生、作ってくれませんか?」と、映画館を作るプロジェクトを動画にして私にプレゼンテーションしてきました。その思いが実を結び、現在、映画館建設場所が決まったところです。地元の人たちと現在高校3年生が大学生になった頃に、壁をみんなで塗るなど一緒に作っていきたいと思っています。一つひとつの工程を大切に進めていきたいのです。

――それは社内起業ということですか?

川瀬 会社ではできませんから、個人で別会社を興すということです。去年9月に学生アルバイト講師に「自分にあった会社を探すのではなく、自分にあった会社を一緒に作りませんか」というチラシを1枚配りました。それで集まった7人と会社を創る準備をしているところです。

――最後に、HOMESを立ち上げてから今までの思いをお聞かせください

川瀬 いろいろ試行錯誤をしながら全力でやってきましたが、このままの自分でいること、それについてきてくれる人と会社を作っていくことが大切だと、つくづく感じています。

 この10年、自分自身を振り返ってみたときに、悔しくて泣けてきて、ずっと歯をくいしばっていたのでしょう、奥歯が2本折れました。しかしHOMESの社員として教え子にも働いてもらっていますから、その後ろで見守る親御さんの喜ぶ顔も浮かんできます。「どこの会社へ行くよりもここで働いてよかったと思ってほしい」その思いが、私を今までもこれからも支えてくれています。

*記者より一言
話は尽きなかったが、川瀬社長は、大上段に構えて取材に望んだ記者の予想をはるかに超えた気さくな方だった。すべての源流が、子どもが好き、社員が好き、そのために何ができるかを考えやりぬく、温かくてしなやかな思いにあふれていたからだ。川瀬社長の話の句読点は‘楽しい’‘面白い’である。今までやってきたこと、考えてきたこと、準備をしてきたことがすべて実り、その上で自分にしかできないことをコツコツ実践中。川瀬社長はじめ講師の方々の熱意ある姿勢があればこそである。

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