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2017/9 塾ジャーナルより一部抜粋

セミナーレポート 津ノ国屋学習塾に学べ!
ご縁といま目の前にいる生徒たちを大切にすることを意識
映像授業の導入で、子どもたちの学力アップと自立を狙う

     

津ノ国屋学習塾(兵庫県神戸市)
塾長 塩田 浩喜さん

兵庫県神戸市出身。39歳。大学卒業後、東京本社の企業に幹部候補生として就職。経営の勉強を行ううち、独立の思いが芽生える。開業を決意し、20代後半で退職。滋賀県大津市にある「京進スクール・ワン」の教室にて3年間教室長を経験した後、地元垂水で2009年フランチャイズ開業。2012年に独立し、当塾を創設した。昨年秋には映像授業@willを導入するなど幅を広げている。

 神戸市垂水の住宅街にある津ノ国屋学習塾は、一人ひとりの子どもたちと徹底的に向き合う面倒見の良さで保護者の厚い支持を受けている。現在、生徒は小・中・高合わせて約40名だが、講師1人に生徒2人までという完全個別指導を掲げ、1コマ90分という長いタームでの授業を行う。あえて効率の良さを考えず、塾生・保護者に寄り添う運営は、「人とのご縁」を最も大切にしているからだ。昨年より映像授業も取り入れ、子どもたちのさらなる学力向上を図っている。

独立開業の目標を叶えると同時に
経営を徹底的に勉強

 兵庫県の舞子駅、学園都市駅よりバスで約10分、県道沿いの緑色のビル3階に津ノ国屋学習塾はある。ここ垂水エリアは塩田塾長の地元であり、住宅地ながら人口増加地域であることから開業へ踏み切った。

 塩田塾長は大学卒業後、東京本社の企業に就職するが、当時お世話になった社内の人たちや多くの企業のトップと出会ううち、自らも将来的に経営に従事する目標を持つようになる。会社に留まるか、独立するか本当に悩んだ時期もあった。学生時代の家庭教師アルバイトの経験などから「教育も経営も人を育てるということについては最終的に同じ」と思い至り、京都の大手・(株)京進の個別指導「京進スクール・ワン」にて3年教室長を経験した後、2009年に地元垂水エリアでFC開業。さらに3年後、FCから独立し、屋号も「津ノ国屋学習塾」と改めた。屋号は、江戸時代に砂糖問屋を営んでいた先祖の屋号をつけたという。

 時代の流れからFC時代の教室は広すぎるため、当時の教場から現住所に移転した。

 移転に際し、教場自体は小規模になったが、FCのロイヤリティがなくなり、家賃の減額も合わせて浮いた経費は、授業料を安くするなどして、塾生・保護者に還元した。

 「初めて独立して経営者として立ったとき、とにかくもっと勉強が必要だと感じました。授業料収入が増える分、経費も出ていく。今だからこそ言えることですが、当時は資金繰りなども必死で学びました。

 この場所は以前の教室から600メートルくらいしか離れていないんですが、前の場所はとにかくスペックが大きすぎたことと、大手個別がどんどん参入してきて、差別化が難しくなってきたということもあります。ただ、長年やってきた分、塾生や保護者の方々とのつながりも強くなっていますから、立地的に困るということはないですね。本業のほうですが、塾がコンパクトになったことで、きめ細やかに生徒指導を行うことができるようになり、一人ひとりの希望進路をより高く実現できるようになりました」

●運営のポイント
浮いた経費を塾生や保護者に還元する
きめ細やかな指導で一人ひとりの希望進路をより高く実現

映像事業@willを導入
従来の授業の中でカスタマイズ

 昨年の秋に導入したさなるの映像授業@willは、現在の授業の中で生かせるツールを探していたときに出会った。

 「映像授業は他にもたくさんありますが、看板を買い取るような形のものがほとんど。その点、@willは自塾の90分の授業内でカスタマイズして活用できるシステムだったため、採用しました。いわゆるタレントのような派手な先生はいないけど、中身が本当にしっかりしていて、安心して活用できます」

 @willは実際に授業を行っている講師陣が教材を書き下ろしており、サポートセンターもあるため、何かトラブルがあった場合にもすぐに対応が可能だ。本塾では現在、中・高校生が主に利用しており、成果を上げつつあるという。今後、中学受験にも活用していきたいと塩田先生は話している。

 映像授業を入れることで、授業料的に他塾との掛け持ちをしている生徒を自塾で完結させることも可能だ。例えば大学受験であれば、週3、週4コースでも多くの教科科目を受けられるというシステムを考えている。

 「リアル講義型の映像授業は、ある意味、集団授業とみなすこともできるんです。言い換えると、今後は個別も集団も、両方扱うことができるようになるということです」

 この映像授業で、入塾者の学力の幅の広がりも見込まれている。

●運営のポイント
映像授業を活用し、受け入れ生徒の幅を拡大する
なるべく低価格で、すべての教科の演習を可能にする

個別指導は人間関係ありき
ハード面よりソフト面を大切に

 現在講師は塩田塾長と元生徒の大学生数名が担当している。授業時間は小学生でも1コマ90分、休憩時間は15分。事務仕事は塩田塾長が受け持つため、休憩時間中に保護者とのやりとりや生徒とのコミュニケーションが行われていることもある。

 「いろんな子どもたちがいますが、まずは90分座っているだけで、集中力はつくと思います。あと、個人塾なので着信が入れば確認できるし、本来望ましくはありませんが、保護者の方々にも『後でかけ直しますね』と言えば、理解していただける。そういうアットホームな塾になった。休憩時間が15分あれば電話もかけ直せるし、余裕もある。効率は悪いんですが、あえてそういう運営を行っています」

 個別指導のため、一人ひとり教科書・教材も違うが、さらに大事にしているのはハートの部分で、その子に合わせた指導を行っていくということだ。目に見えない部分だが、そこは完全なオーダーメイドにこだわる。

 「個別ですから人間関係がベース。男女差もあるし、同じ子でも成長の発達段階で違ってくる。最初は手とり足とりでも、最終的には自立に持っていく。子どもの性格によっては話し方を変えたり、教材も変えたり、工夫がいります」

 接し方についてはトライ&エラーの繰り返しだという。塾は家庭ではできないことを担うため、ワンクッション置いて話を聞くなど、日々精進中だ。とにかく達成体験を通じて自信をつけてもらうことが大切。

 生徒募集は口コミがメインだが、春先には手作りのチラシを新聞に2万6,000部折り込んだ。今後はブログなどのツールにも力を入れ、見えない部分を発信していきたいという。

 目標に邁進というより、とにかくご縁を大切にする塩田塾長。目の前の子どもたちを大切にし、今後も人ありきの運営を実践していく。

●運営のポイント
達成体験を通じて自信をつける
今、ご縁のある生徒たち一人ひとりをしっかりとみる

 

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