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中学・高校受験:学びネット

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大成中学校・高等学校

 
  情報の整理・再編集化をキーワードに基礎学力を強化!
国語教師 濱中 健斗先生
2020年度から導入される新たな大学入試制度に向けて、教育を取り巻く環境は、さまざまな動きを加速させている。大成中学校・高等学校でも、今年度からステューディアコース(中高一貫コース)に新入試項目が加わるという。今後の入試で問われるのは習得した「知識・技能」の蓄積とそれを活用する力。総合的な「思考力・判断力・表現力」である。現代に求められる力を身に付ける授業を、国語科で実践中の濱中健斗先生を訪ねた。

住 所: 〒491-0814 愛知県一宮市千秋町小山字大福田1878-2
電 話: 中学校 0586-81-1118 / 高等学校 0586-77-9900

 

 大成中学校・高等学校では、教育理念に合わせた4つのコースを展開。中高一貫の「ステューディアコース」、高校2年次からステューディアコースへ編入する「ラトナディアコース」、勉強も部活も高みを目指す「プラウディアコース」、そして1年間の長期留学の後、難関大学を目指す「英語留学コース」である。

 個々人の教育は、どこで誰とかかわっていくかで、生涯につながる道筋を手に入れるきっかけが変わっていく。

 濱中先生の場合は、高校時代にバドミントン部で活躍。文武両道を果たし、国立大学の教育学部日本語教育コースへ進学。在日外国人児童に日本語教育を実践することを学ぶ中で、他者とのコミュニケーションのあり方について人一倍考え、模索してきた先に見えてきたのが「人生に密接にかかわる仕事に就きたい」の思い。教職という道を選び、大成高等学校で着任2年目だ。

 卒業生を送り出したばかりの先生は、前年度の学力分析の結果、マーク式解答の点数のバラつきから、生徒が文章のテーマを把握しきれていないことを実感。国語科は、本文の限られた情報を処理する力、その情報を応用する力をつける教科。いわば読み取る力が問われる。作者が何を言っているのかという問いでは、情報を整理して再編集して書くことが求められる。マーク式でもそこが理解できていないと答えられない。また、それができて初めて小論文も書ける。国語科としては、アクティブラーニング、グループワーク以前に、テーマを把握するための語彙力、そして、情報の整理、さらに情報を再編集化してアウトプットすることを講義形式で教えていかなければならないと濱中先生は語る。

テーマを読み解き
再編集化するプロセスを学習

 今回、記者が訪ねたのは「英語留学コース」2年生の国語の授業。記述式問題を解く上で、テーマの捉え方についての学習である。取り上げた題材は、中西 進著『日本人とは何か』の「ピカソの絵と和泉式部日記は共通する部分がある」という章。授業はこの文章の大テーマをとらえることからスタートした。

 「さあ、大きなテーマは何でしょう?」と先生が問いかける。大テーマは『視点』。和泉式部という人間が、物語のある部分では「私」として登場し、別の部分では客観的な第三者として登場。同様にピカソも、視点を自在に動かすことにより、絵画に描かれている鼻が横向きになったり、目が上向きになっているという文章を生徒たちと読み進める。次に小テーマに分け、文章一つひとつを丁寧に解析していく。

 この題材の内容をふまえ、私たち自身に置き換えて考えてみよう、やってみようというのが濱中先生の授業の骨子だ。私たち人間は、一人称の視点だけでなく、常に三人称の視点を持つことが大切。従来、「私」という一人称の視点でしか行わない自己紹介を、三人称の視点で他者を紹介する他己紹介でやらせてみる。それがひいてはAO入試や公募推薦で必要な自己分析にも役立つという狙いがあるのだ。

 濱中先生が大切にしているのは、高校時代のバドミントン部の部活訓「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」。将来の成功を期して苦労に耐えることを説いた言葉だ。社会人となった今でも自分自身を鼓舞する言葉になっている。

 「大学進学という目標達成はもちろん、大学卒業後に10年、20年後も社会で活躍できる力を高校時代につけさせてあげたい」と力強く語る濱中先生。先生自らが輝く人であるからこそ、生徒を輝かせ、未来へ続く道筋をも照らしてくれるのである。

 
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