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2017/1 塾ジャーナルより一部抜粋

[研修会] 塾の日シンポジウム2016 四日市大会
地方からの教育イノベーション!

 

2016年10月16日(日)/ プラトンホテル四日市
主催 公益社団法人 全国学習塾協会 協賛 全国塾コンソーシアム協議会
後援 経済産業省 文部科学省 三重県教育委員会 四日市市教育委員会
三重県私学協会 三重私塾の会 伊勢新聞社 中日新聞社

 
     
 公益社団法人として3年半を迎えた全国学習塾協会。全国の支部の持ち回りで開催される協会最大の行事「塾の日シンポジウム」が、今年は協会会長である安藤大作氏の地元、三重県で開催された。当日は会場前のロビーに展示ブースを設け、塾関連企業および三重県ゆかりの商品開発を行う現地の2高校が出店。「地方からの教育イノベーション」というタイトル通りに三重の教育に対する積極的な取り組みと、全国に誇る地元名物を紹介していく会でもあった。

第1部 塾の日記念式典

 「塾の日記念式典」「講演」「民間教育交流会」の3部構成で行われた塾の日シンポジウム。第1部の記念式典は多くの来賓を迎えての開始となった。司会は本大会副実行委員長の中村実穂氏が務め、三重県協議会の全スタッフで会を盛り上げようとする意気込みが伝わってきた。

 全国学習塾協会副会長の山下典男氏による開会宣言のち、安藤大作会長の挨拶が行われた。

 安藤代表は、塾が社会に対して担う責任の大きさを訴え、協会が公益社団法人になったときに掲げた、@民間の学力向上の推進資源であること。A学習塾が成熟した産業としてコンプライアンスを重視した高い品質を確保すること。この2つのミッションを推進するべくさまざまな活動を行っていることを報告。中でも今年4月に開催された政府主催の「子供の未来応援国民大会」に参加、子どもの貧困に対し、協会の得意分野である「学び」の分野での支援を行っていくことを発表。今後、塾業界がさらなる発展を遂げ、善のスパイラルが広がるよう活動を広げていると述べた。

 次に、来賓の経済産業省サービス産業室室長の藤井法夫氏、文部科学省民間教育事業振興室室長の助川 隆氏、全国学習塾協同組合理事長の森 貞孝氏、参議院議員の大島九州男氏がそれぞれ祝辞を述べた。藤井氏、助川氏ともに同協会が公益性の高い活動を行い、子どもたちの健全な育成に尽力していることを讃えた。加えて、協会をバックアップ、または連携して活動を進めていくと宣言した。森氏は同協会の誕生秘話を語ると同時に、「大きく変わりつつある教育の世界で、未来を担う子どもたちを作り上げる」という大義を教育業界全体で協力し合いながら、今後も毎年、この日を迎えていきたいと述べた。大島氏は元塾長として協会にかかわっていた経緯もあり、塾業界の発展を目指しての国会での取り組みを報告した。

 次に表彰式が行われ、自主基準遵守塾として福岡県の英進館株式会社が表彰された。続いて寄付者表彰では、協会へ深い理解を示し、多額の寄付を行った兵庫県の株式会社ヒューマンビレッジに感謝状が贈られた。

 また、第26回全国読書作文コンクール優秀作品表彰では、小学生の部・大賞に宮城県の大沼まこさん、中学生の部では岡山の小松原唯さんが選ばれ、表彰された。最優秀賞の表彰も行われ、親子で喜びを分かち合う姿が見られた。

 第1部の最後には、三重県協議会の独自の取り組みである「入試情報交換会」の資料について、中部支部副支部長の岸本雅夫氏が紹介。岸本氏は「調査書の評定分析」および『三重ぜんけん模試』の分析資料を作成している。それらの資料の作成方法、また、それらの資料を活用した三重県各地域、高校のボーダーライン推定の分析方法をプレゼン形式で見せていった。全国からの来場者に対して、少しでも参考になればという三重県協議会スタッフのおもてなしの精神が、深く感じられた活動紹介だった。

 また、会場のロビーに設けられたブースでは、制服姿の高校生の元気な呼び込みの声が響いていた。ブースのひとつは現役高校生と企業が共同開発したシャンプー、トリートメント、オイルエッセンスを紹介する三重県立あけぼの学園高等学校のブース。三重県伊賀産のなたね油、伊勢志摩産のサガラメエキスなど地元の素材をメインに配合したヘアケアアイテムは、まさに三重の新しい特産品だ。

 もうひとつは三重県立水産高等学校が開発したレトルトキーマカレーを紹介。材料にカツオが使われるなど、水産高校ならではの目線で商品開発を行っているという。

 どちらも現役高校生たちが開発にかかわり、商品化しており、三重県が地元の良さを大切にしながらビジネスにつなげていく若い世代を育てている様子がうかがえた。

 さらに鈴鹿市を本社とする蒲夢は書画カメラの「アイピーボ」、Web会議用のスピーカーフォンなどをアピール。ほか、世界中で活用されている天然植物活力液HB-101を開発した潟tローラ、潟Aーティック、兜カ理が出店、それぞれの一押しをアピールした。

第2部
オープニングセレモニー・基調講演

 第2部の講演に先立ち、オープニングセレモニーとして地元桜丘中学・高等学校のハンドベル部による演奏が行われた。同校ハンドベル部は、過去3回世界大会にも出場した実績があり、三重の誇るべき宝と言える。穏やかに響く鐘の音が、秋の童謡のメドレーや、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」などを奏で、リラックスした雰囲気が会場を包んだ。

 次に、柴田美香氏による講演「夢を叶える魔法の言葉」が行われた。難病に犯されたご子息を必死に支え、「言葉」を通してともに絶望から立ち直った柴田氏。ご子息は病気を抱えながらもプロ野球選手になるという夢を叶えることができた。

 以降、柴田氏はその体験を踏まえた「言葉の大切さ」と「夢を叶えるコツ」についての講演活動を全国の学校のほか、さまざまな場所で行っている。

基調講演
夢を叶える魔法の言葉
柴田 美香氏

 次男がベーチェット病にかかってどうしていいかわからなかったとき、一冊の本をお見舞いにいただきました。五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という小冊子です。これは作者の五日市さんが、人生がうまくいかなくなってイスラエルへ放浪の旅に出たとき、そこで出会ったおばあさんに、「人生でつらいことがあると、悪いことを次々連想してどんどん悪いほうにいってしまう。それが世の中の常。けれどそこで、【ありがとう】【感謝します】という魔法の言葉を使うと、その悪い連鎖が断ち切れて、どんどん良いほうに行く」と教えていただいたそうです。それ以来、この魔法の言葉で、どんどん運が良くなっているということが書かれた本です。

 私はワラをも掴む気持ちで、次男にこの本を見せたんです。次男も痛みなどがひどく、大変な状況だったんですが、つらいときに魔法の言葉を唱えるようになりました。また、病気に意識を向けると、失明したらどうしよう、高校に行けなくなったらどうしようなど、どんどん悪いイメージを持ってしまうので、そんなときは自分が甲子園のマウンドで投げている様子を思い浮かべて、わくわくする気持ちへ切り替えるようにしていました。

 そうしたところ、病気でありながら甲子園にいくことができ、さらに明治大学に入学、そうしてついにプロ野球選手になるという夢を叶えることができたんです。

 そういう体験を学校などでお話させていただいてきたのですが、だいたい「そんなこともあるんですね」で終わってしまう。それが大変残念なので、3年前から「わくわく講座」というセミナーを作って、学校の授業などで「嬉しいこと」「幸せなこと」「わくわくすること」だけを考え、体験してもらう時間を作っています。

 人はどうしても幸せなことや楽しいことより、つらいこと、悲しいことのほうが忘れにくい。思い出しては反芻して嫌な気持ちになったり、不安になったりすることのほうが多いですよね。ですので、今ここで皆さんにもわくわくしていただくために、お時間いただいて講座をさせていただきます。

 体験談のあと、手元に配られた資料に沿って、わくわく講座が開催された。まずは過去の悲しかったこと、つらかったこと、苦しかったことなどを紙に書き出し、その紙を破ることで、人に話せないつらい感情を手放すというワークが行われる。

 次に楽しいこと、嬉しいこと、わくわくすること、幸せなことなどを紙に書き出して、そのとき感じる感情を味わうというワークを行う。夢・目標については「○○が叶いました! ありがとうございます!」と過去形で宣言することを推奨。

 柴田氏は壇上から降りて、紙に書かれた楽しいこと、嬉しいことを参加者に聞いていく。最後は参加者の中からひとりが壇上にあがり、目標を「叶いました!」と過去形で宣言。会場からの拍手に包まれた。

 「言葉の大切さ、イメージの大切さを本当に伝えたくて、お話をしています。皆様の日々のお役に立てれば幸いです」という謝辞とともに、柴田氏の講演は終了した。

第3部 民間教育交流会

 その後、会場を移して第3部の民間教育交流会が開催された。司会進行は岐阜県にある志道館学園学習部代表の美川圭介氏。立食パーティ形式の会場の中、歓談の合間に行われた来賓の方々の祝辞や、来年度の塾のシンポジウムを担当する九州支部スタッフの挨拶など、テンポよく進行し、場を盛り上げる。

 さらに本会副実行委員長の清水克也氏も舞台に登場、三重県協議会渾身の「古今東西」ゲーム大会が行われた。これは「アイドルといえば?」から始まり、「三重県の名物は?」など、三重に関するものも含めたさまざまなお題をテーブルごとに考えてもらい、出た回答が多い順からビンゴしていくというもの。優勝および上位テーブルへの景品には、前出のあけぼの学園高等学校のヘアケア商品、水産高等学校のキーマカレー、そして蒲夢のLEDライト付キャップが用意された。

 アイドルのお題では、各テーブルの年齢層が色濃く示され、大いに降り上がった。また、知っているようで知らなかった三重の事象など、三重の良さを参加者全員が再認識するとともに、場の空気もさらに和み、テーブルを超えた会話が弾んでいた。

 最後に今回の三重県協議会のスタッフが舞台に並び、実行委員長である田中良典氏の挨拶が行われた。会場からはスタッフへの惜しみない拍手が贈られ、来年への橋渡しとともに、2016年度の大会は締めくくられた。

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