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中学・高校受験:学びネット

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2016/7 塾ジャーナルより一部抜粋

既存の幼児教育から
一歩進んだ人間力開発教育を

  浜学園グループ はまキッズオルパスクラブ(兵庫県西宮市)
教務統括(教室長兼務) 白石 義隆氏
 
     
 創立58年を迎える浜学園。関西圏を中心に全国で教室を展開し、特に中学校受験分野では他の追随を許さない人気を博している。幼児から大学受験生までを幅広く指導する中、幼児分野においては、英才児能力開発の『はまキッズオルパスクラブ』や有名幼稚園と小学校受験に特化した『ぷらいまりー幼児教室』という2つの分野を展開、多くの保護者たちから厚い信頼を得ている。

人として必要な6つの力を
親とともに磨いて成長する

 2005年に浜学園が開講した幼児教育部門の中で、能力開発講座を提供するはまキッズオルパスクラブ。指先の調整能力・空間把握能力・図形形態認識能力・数論理能力・言語能力・社会性といった6つの力を育て、心と能力を伸ばす人間教育を実践している。

 「特に手は『第二の脳』とも言われ、指先の調整能力は、脳の機能が円滑になることに大きな影響を与えます。幼児期に自分で服を着る、靴をきちんと脱ぐ、ボタンを留める…といった指先の動きがしっかりとできるようになれば、頭の回転の早い子に育ちます」

 教務統括の白石義隆教室長は、小学校受験や早期知識詰め込み型教育とは一線を画し、子どもの将来の人生を豊かにしていくことができる学びを重視していると話す。この考え方のもと、はまキッズオルパスクラブでは対象年齢を『つ』を付けて数えられる数え年で9歳(小学2年)までと設定している。授業は週1回50分。年少下は2名、年少〜年長は4名、小学生は8名を1クラスの定員とし、親が同席するのが基本。親は子どもが新たなことが「できる」ようになったのを見て喜ぶことができ、子どもは親と一緒に学べる安心感とともに親に褒められる嬉しさを得ることができる。こうして、親子で成長していくことができるのもはまキッズオルパスクラブの特徴である。

 「他の幼児教室では、小学校受験を優先しすぎるあまり、小学校の先取り教育にばかり力を入れてしまうことも多いと聞いています。しかし、はまキッズオルパスクラブでは、親と一緒に飽きることなく楽しく学び、人間力を積み上げることで、知らず知らずのうちに能力が上がっていくように導いています。こうして伸びた子どもたちは、親の励ましや喜びを次のチャレンジへの原動力としてステップを上がり、学ぶ力と集中力を高めていくのです」

 知識は小学生になってからでもつけることはできる、その基礎となる思考力育成に適しているのが幼児期であると語る白石教室長。子どもの教育に熱心な保護者が多い地域に校舎があるので、土曜日になると父親が子どもを連れてくることもあり、どの親も授業のたびに伸びるわが子の成長に表情を輝かせている。

『教具』ではなく『学具』で
子ども自身が学ぶ授業を

 はまキッズオルパスクラブが取り入れているテキスト類は、教えるのではなく、あくまでも子ども自身が学んでいくのを尊重するため、教材・教具ではなく『学材・学具』と呼ばれている。その学具の中から、昆虫ゲームやひももようあそび、童話カードなどを使い、幅広い感性を磨いていくのが指導の基本となっている。また、プリント学材は、授業用学材とともに家庭用学材も配布されているので、1週間の中で家でも楽しく復習することができる。テストなどで成績に順位をつけることなく、多くの子どもが知らないうちに賢くなっていくのだ。

 幼児コースのカリキュラムは年少下準備コースから年少下グレード、基本グレード、初級グレード、中級グレード、上級グレードと段階的に上がっていく。グレードの途中からでも参加は可能で、このコースを終えると、ほとんどの子が小学2〜3年生以上の知性を獲得している。それを踏まえた小学生コースでは、実感算数教育や思考力育成へスライド。小3以上になると、幼児教育で培った基礎の上に、論理的思考力や学習習慣を身に付けられるよう、浜学園などへの進学を促すのだ。

 授業を進めるのは優秀な講師陣。子育て経験が豊富な女性が多いが、何度も研修期間が設けられており、それを終えても、一定レベルの資質を持つ人材だけしか講師の資格を得ることができない厳しい環境だ。しかし、これだけのハードルを乗り越えた講師だからこそ、保護者に厳選した情報やより良い育児アドバイスを与えることができる能力を持っている。

 「現在は関西を中心に全国に直営で15教室展開し、多くのお子様をお預かりしています。今後は首都圏で展開して、浜学園ブランドで低年齢のお子様を支えるような存在になりたいと思いますね」

 毎年、数校舎を展開。入塾はほぼ保護者の口コミで、新校舎への問い合わせの中には「近くに開校したら絶対通わせようと思っていた」という喜びの声も混ざっているほど大きな反響を出している。

有名幼稚園・小学校合格を視野に
強い指導力で、関西・名古屋エリアで展開

 はまキッズオルパスクラブとは異なり、有名幼小受験対象を専門に「子どもに最高の教育を」という思いで授業を行っているのがぷらいまりー幼児教室。対象は年少下から小2までで、年少下クラスでは有名国立大学附属をはじめとした国立・私立幼稚園の入園対策も行っている。教材は長年の指導経験を活かしたオリジナルのものを使用、毎年同じ使い回しではなく、常に情報を取り入れ、最新の入試問題や傾向から調査・分析した新しいものを作り続けている。

 一方、受験にはプリントだけでなく、絵画や製作、生活習慣、社会性、リズム感や自己主張能力なども必要になる。このため、美術を専門に学んだ講師や指導経験を蓄積した講師による教育を実施。創造性やリズム感、体幹を鍛えるだけでなく、通常のおけいこの中でも身の周りのことを自発的に行ったり、友達との関係を向上させるなど、さまざまなシーンで細やかな指導が実践されている。

 また、受験対策として、私立や国立小学校では導入されている親子面接の対策も万全。願書の添削、個人面談による相談受付など、受験まで悩むことがないように、保護者への対応も十分に行われている。

 その他、個別授業や入学準備から2年生までの小学部、年長児を対象にした受験用のお絵描き教室や体操教室も開講。苦手な分野だけを受講することも可能となっている。

 「保護者からは、講師の接し方がよかった、壁にぶつかったときも相談できて乗り切れた、子どもとともに達成感を学んだ、などの喜びの声をいただいています」

 ぷらいまりー幼児教室は神戸阪神間に3校を展開する他、大阪北部の豊中市でぷらいまりー幼児教室のメソッドを使用したはまキッズ小学校受験コースを開設。あと、名古屋には幼児専門教室のプラトンスクールを開設するなど、浜学園グループ全体で幼児教育分野を展開中である。

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