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中学・高校受験:学びネット

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巣鴨中学校・巣鴨高等学校

 
  素晴らしき出会いに、未来の扉が開かれる
世界のトップエリートによる奇跡の授業
「第2回 巣鴨サマースクール」始動!
 「英語を学ぶ、のではなく英語で『何を』学ぶか?」。世界で唯一無二の「奇跡の授業」が今年も開講! 中2から高1までの約50名の生徒が6日間を共に過ごすのは、イギリス政府勤務、世界を舞台に活躍するビジネスマン・教育者・元弁護士の翻訳家・エンジニア、女王の前で歌を披露した元プロ歌手の7名の講師たち。彼らは生徒の心に一生刻まれる「最高の体験」を創り出す。知識と教養に溢れた世界のエリートから生徒たちは何を学ぶのか? 生徒の心と人生が、未来を切り拓く「巣鴨サマースクール」2度目の夏が始まる。

校長: 堀内 不二夫
住 所: 〒170-0012
東京都豊島区上池袋1-21-1
電 話: 03-3918-5311
交 通: JR山手線・都電荒川線「大塚」、JR・西武・東武・地下鉄各線「池袋」、JR埼京線「板橋」など、各駅から徒歩10〜20分
学生数: 632名(中学校)
691名(高等学校)
ホームページ: https://www.sugamo.ed.jp/index/

 

「もっと先生と話したくて
1年間、勉強しました」

 「この1年間、英語の勉強をかなり 頑張ってきました!」と意気込むのは、 第1回巣鴨サマースクール(以下SS S)に参加した中3の生徒。5泊6日 の3日目、「たくさん知識と語彙を身 につけて来たので、昨年より授業が理 解できます」と手応え充分だ。今年の 課題は「先生との積極的なコミュニケ ーション」。学校でもネイティブの先 生と他の先生の会話に聴き耳を立て、 単語や表現を意識して吸収してきた。 蓼科の森を先生と一緒に歩く時も「質 問もイエス・ノーで終わらせず、会話 をもっと展開したい。自ら話題を盛り 上げています」と頼もしい。この1年 間、彼を突き動かした「先生の話をも っと聴きたい! 話したい!」情熱の 炎。これこそSSS最大の目的「マイ ンドセット」だ。

 今年もダイレクターを務めるオリ ー・スティーブンソン氏は語る。「『英 語がわかれば、おもしろい世界が広が る、素晴らしい人たちと繋がれる』と 生徒たちが自発的にコミュニケーショ ンしようと考え方や行動が変わる『マ インドセット』を育てる目的で、すべ ての授業・アクティビティ・活動がア レンジされています。この『マインド セット』が我々のミッションです」。 前述の生徒は未来をしっかり見据える。 「来年こそ留学を。SSSでコミュニケ ーションを頑張って、楽しい留学が出 来るように頑張ります」。都内男子校 で巣鴨だけが参加している名門・英国 イートン校サマースクールのダイレク ターや指導経験者がSSSには多く参 加している。その一人トリスタン・マ クロード氏はこう断言する。「子ども の人生に『最高の経験』を作り出す― ―その献身的努力とエネルギーの高さ において、SSSの講師の質は群を抜 いています」。

世界中でココでしか学べない
すべての授業がオリジナル

 SSSプログラムの独自性は、イー トン校の教員の間でも評判を呼び「参 加したい」という要望が押し寄せてい る。授業は全1 9コマ。歴史・ドラマ・ ディベート・建築・英国の音楽や文化 体験など、講師のキャリアや専門性を 生かした、知的刺激に満ちた授業が展 開される。午後はアートとスポーツの アクティビティ、夕食後は歌・演劇の 練習。一日に勉強・スポーツ・芸術活 動を必ず体験するカリキュラムを総合 監修するのはSSSを発案した国際教 育担当・岡田英雅先生。「名門校では 『文武両道』は当たり前。講師たちも、 スポーツでリーダーシップやチームワ ークを、芸術で高い精神性を育み、バ ランスが取れた大人へと成長してきま した。何よりも『人生を楽しむ』こと を子どもたちに教えたいんです」。生 徒がその精神に触れられるのがオリジ ナル授業「モチべーションカーブ」だ。

 全7名の講師が平易な英語で「自分 の人生」を語り聞かせる。赤裸々に語 られる失敗や失望の数々。這い上がる 時にどう行動し、何を必要としたか― ―実践から体得した様々な解決策 「Relationship」、「Hard work」「Work life balance」「綿密な準備」、「一歩踏 み出す勇気」、「困難な環境に 飛び込むこと」など――「よ り良く生きる術」が、シンプ ルで本質を突いた言葉で伝え られる。「こんなスゴイ人た ちでも僕らと似た失敗や辛い 経験をいっぱいしているん だ」と親近感が増す生徒たち。 水泳の元イギリス代表でモデ ル歴もあり、国際プロジェク トに従事するエンジニアでも あるジャック先生に「勉強と 部活動の両立が難しい」と高 1の生徒が悩みを打ち明ける。「先生 は『努力した上での失敗は全然恥じる 必要はないよ。何が悪いのか確認し、 新たな行動を起こすことが大切』と。 同じことを別の大人から言われるけど スケール感が全然違います(笑)」と 晴れやかな笑顔をうかべた。

自分が変わる 行動が変わる 未来を照らす「最高の体験」

 尊敬と憧憬をもって、 講師とコミュニケーショ ンをし始める生徒たち。 歌唱指導の初日、圧巻の 歌声で生徒や日本人スタ ッフを感動させたアレク シー先生と熱心に話しこ むグループがいた。「僕 らも音楽が好きでピアノ やバイオリンをやっています。『あの 曲のメロディラインいいですよね』と か『合唱ではどのパートですか?』と か……」音楽話は尽きなかったようだ。  かつて同じように触発されたOBが いる。金田隼人くんは、イートン校サ マースクールに参加した際にトリスタ ン先生に出会い、感銘を受けた。その 後クライストカレッジに留学し、1 0月 からオックスフォードの大学生だ。S SSにはアシスタントとして参加、ひ っきりなしに行われる講師ミーティン グにも立ち会う。「SSS成功のため に、先生方は思考にものすごい時間と 労力をかけている。一緒にいられるの が誇らしいです」と語る。講師たちは 生徒全員の顔と名前を事前に覚え、出 会った瞬間から生徒を名前で呼んだ。 ミーティングでも生徒の個人名が飛び 交い、個々の英語レベルに応じて質問 の内容を皆で検討し、授業の様子は細 かく情報共有される。「いちばん議題 に挙がるのは『生徒は楽しんでいるか どうか?』です。『あの時楽しかった なぁ』『あれは嬉しかった!』と一生 残る感情を最大限にしたい。子どもの 心に火を点ける、その大義のためだけ に、いま彼らはココにいるんです」と 岡田先生。

 3日目の夜、生徒たちに「変化した 自分を感じる?」と聞いてみた。一人 の生徒がこう答えた。「正直、ココに 来るまで大学受験から先のことは何も 考えていなかったけれど、その先の人 生まで考えるようになりました。そん な風に導いてくれたのは、やっぱり先 生たちです」。彼らの心に灯った、未 来を照らす火。その光は世界を照らす 強い光を放つはずだ。

 
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