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中学・高校受験:学びネット

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実践女子学園中学校高等学校

 
  学校はありのままの自分でいられる場所
一生の友と出会える、女子校ならではの6年間
2019年に創立120周年を迎える実践女子学園中学校高等学校。「凛として」をキーワードに、「堅実にして質素 しかも品格ある女性育成」を教育方針に掲げている。伝統の女子校の魅力について、学校説明会でパフォーマンスを披露しているマジック部と演劇部の生徒の皆さんに語っていただいた。

校 長: 橋 基之
住 所: 〒150-0011 東京都渋谷区東1-1-11
電 話: 03-3409-1771
交 通: JR、東京メトロ、東急、井の頭各線「渋谷」駅より徒歩10分、
地下鉄「表参道」駅より徒歩12分
学生数: 中学校 803名
高等学校 785名 (2017.9.1現在)
ホームページ: http://hs.jissen.ac.jp

 

座談会に参加いただいた皆さん
マジック部
志波 初音さん 高校3年生
堀尾 優羽さん 高校3年生
増田 桃 さん 高校3年生
演劇部
三條なつ子さん 高校2年生
福田 理沙さん 高校3年生
横田 美空さん 高校3年生

先生との距離が近く
親身に相談に乗ってくれる

── 実践女子学園に入学して良かったことを教えてください。

福田理沙さん(以下:福田) 先生方との距離が近く、いつも丁寧に対応してくださるところがとても良いと感じています。私の母は1年間だけ実践女子に通っていたのですが、母がいたときの先生が、今も元気でいらっしゃいます。卒業してからも先生方に会えるのは良いですね。

増田 桃さん(以下:増田) 実は私の姉も実践女子に通っていて、私とは入れ違いで卒業しました。姉の楽しく通っている様子を見て、入学を決めました。入学当初、私はとても緊張していましたが、わからないことがあると、先生が丁寧に教えてくれて「優しい学校だな」と感じました。

横田美空さん(以下:横田) 担任の先生以外にも親身に相談に乗ってもらえることが私は嬉しかったです。高校生になっても、中学のときの先生に相談ができます。

志波初音さん(以下:志波) 私は生涯の友達と思える人に出会えました。それも中高一貫の6年間があったからだと思っています。

堀尾優羽さん(以下:堀尾) 私は中3の運動会でメイポールダンスを踊ったことが印象に残っています。このダンスには長い歴史があり、私も伝統の一端を担えたことが良い思い出となっています。

三條なつ子さん(以下:三條) 私は演劇部に出会えたことが一番良かったです。みんなで一つの舞台を作り上げる演劇部の活動を通して、一生誇れるものをもらえたと思っています。

── 女子校ならでは良さは何でしょうか?

横田 「ありのままの自分でいられること」だと思います。女子校はいじめが多いと思われがちですが、何でも話せますから、喧嘩をしてもジメジメしたところはないですね。

堀尾 女子校だと男子の目がない分、何事も全力で取り組めます。球技大会は泣いて叫んで、一切手加減しません(笑)。本気で戦えるのが楽しいです。

志波 行事で盛り上がっても、勉強をするときには切り替えがちゃんとできる。それも女子校の良さですね。

三條 将来、女性として生きていく上で必要なことを教えていただけますので、自立し精神的に強くなれるのも、女子校ならではだと思います。

将来は社会貢献ができる
職業に就きたい

── 皆さんの将来の夢を教えてください。

志波 私は法学や人文社会系の大学に進学したいと考えています。職業は決まっていませんが、何かしら社会に貢献できるようになりたいです。特に困っている子どもたちを助ける仕事ができたらと思っています。

増田 私は保育士を目指しています。子どもの成長を間近で見ることができますし、お母さんたちが安心して預けられる保育士になりたいです。

三條 私は看護師になりたいと思っています。私の祖母は医師で、小柄な人だったのですが、私からはとても大きく見えました。兄も医療関係に進学しましたので、私は患者さんの傍に寄り添える看護師として、一緒に仕事ができたらいいなと考えています。

堀尾 私は怪我をして通院しているとき、怪我から立ち直る手助けをする理学療法士の姿を見て、私もなりたいと思いました。マジック部の活動もそうですが、私は人を笑顔にするのが好き。一つひとつできることが増えていくと患者さんは笑顔になる。私もそんな職業に就けたらと思っています。

横田 私は保健師になりたいです。ニュースを読んでいて、食べ物が原因で乳児が亡くなるケースがあることを知り、保健師として、乳児の事故を減らせればと考えています。

福田 私は客室乗務員だった母や叔母の影響で、観光や航空業界で働きたいと思っています。海外に行くことで、自分でも気付かなかった一面が発見できるかもと期待しています。いろいろな国に行きたいですね。母は面接では学校で学んだ礼法が役に立ったと話してくれました。

── 皆さん、自立し、社会貢献ができる職業を目指しているのですね。学校が目指す女性像をまさに体現していると感じました。本日はありがとうございました。

2018年度からコースを一本化
思考・表現入試を新設

 これまでは一般学級と国際学級(GSC)の2コース制だった同校。2018年度からはコース制をなくし、一本化する。英語に特化した国際学級で培ったノウハウを全クラスに発展させていく考えだ。

 入試方法も変わる。2月4日には「思考・表現入試」を新設。これは提示されたテーマから1つを選び、同校の図書館とパソコンで調べてまとめ、5分間プレゼンをするもの。さらに4科のみだった入試を2科4科の選択制に。1日と2日の午後には国語だけの1科入試も実施する。これは英検4級以上の英語力を持つ生徒が対象で、所持級を点数に換算し、当日の国語の得点と合算する方式。英検3級や2級といった実力を持ちながら、帰国生の条件に該当しなくなった元帰国生や、英語が得意な国内生にも門戸を広げていきたい考えだ。

 2年後の120周年に向け、教育改革も進んでいる。来年度中1から、英語の授業を少人数レベル別3分割で実施。アカデミックな英語習得へ目標も明確化した。

 また、海外研修を探究型に刷新。現在、学校を挙げて注力している探究女子教育と連動し、探究活動の成果を現地で英語でプレゼンテーションを行うスタイルに今年から変更した。

 昨年からは中3の総合学習プロジェクトもスタート。広報部顧問の松下寿久先生は「自ら課題を見つけて解決する力は、グローバル人材には欠かせない能力です。そのためには中高時代に多様な経験をさせたい。教科横断型の教育も一層、重要になるでしょう」と話している。

 
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