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中学・高校受験:学びネット

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北海道尚志学園高等学校
(2016年度春に
北海道科学大学高等学校へ改称)

 
  2016年4月新名称でさらなる進化!
北海道の未来を支える人間教育を
創立60年を迎える北海道尚志学園高等学校は、来年度の春、平成28年4月に北海道科学大学高等学校に校名を変更する。北海道ナンバーワンの実学系総合大学を目指す北海道科学大学・北海道科学大学短期大学部・北海道薬科大学との連携をさらに強め、質の高い高大一貫教育や連携授業を実践すると同時に、多岐にわたる推薦枠を確保している。また、北海道薬科大をはじめとする薬学系大学への進学を目指す北薬大コースや、確実な学力を身に付ける『尚志塾』を放課後に開講するなど、特徴ある教育で生徒の未来をサポートしている。

校 長: 嶋 賢司
住 所: 〒062-0922 札幌市豊平区中の島2条6丁目2番3号
電 話: 011-821-0173
交 通: 札幌市営地下鉄南北線「中の島」駅より徒歩13分、札幌市営地下鉄南北線「南平岸」駅より徒歩13分、じょうてつバス「中の島1条6丁目」バス停より徒歩1分、札幌市営電車「幌南小学校前」電停より徒歩10分
学生数: 893名 (2015.9.1現在)
ホームページ: http://www.hsg.ed.jp/

 

系列大学の入口として
質の高い高大一貫教育を実践

・創造性豊かな人間を育てる『知』の教育。
・自律心に富む人間を育てる『徳』の教育。
・心身ともに健康な人間を育てる『体』の教育。

 この3つの教育目標を持つ北海道尚志学園高等学校。以前より系列大学との高大連携教育を進めてきたが、来年度よりさらに北海道科学大学グループの入口という意味合いを強く持ち、より質の高い高大一貫教育を行うために、校名を新たに北海道科学大学高等学校にする。

 高大連携は、北海道科学大学・北海道科学大学短期大学部・北海道薬科大学を訪問しての模擬授業、大学研究棟の施設を利用した体験授業、卒業生の講話、e‐ラーニングを活用した総合学習、大学教授を招いての出前授業、学園のスケールメリットを活かした設備共有や部活動での高大交流の実践と多岐にわたる。無論、推薦枠も各学部定員の10%を目安に確保し、過去3年間では275名の合格を実現させている。また、生徒が大学での学びの内容を把握することで、大学入学後に進路選択を後悔するようなミスマッチを前もって解消できるのも高大一貫ならではの特徴だ。

 嶋賢司校長のスローガンは『GO FORWARD』─「前へ」。これは良い時も悪い時も前向きな気持ちを忘れない意識を表している。この考えは嶋校長だけではなく、教員も同様に本気で教育に向き合っている。誰もが『いかに生徒が成長できる場を提供するか』を常に心に置き、そのための教育を実践できるよう、労を惜しむことはない。生徒にかかわる教員自らが日々学び、反省・検証を行い、成長し続ける模範となるべく努力を絶えず続けている。

多彩なコースと設備・カリキュラムで
生徒の目標達成を目指す

 学科選択は全部で3学科。普通科は国公立・難関私立大の現役合格を目指す特別進学コースと、北海道薬科大学との高大一貫教育で薬剤師を目指す北薬大コース、部活動と計画的な学習で本気の文武両道を目指す進学コースに分かれている。

 今春は平成24年から設置された北薬大コースの一期生が卒業し、25名が北海道薬科大学に進学、全体の約90%が看護・理学療法などを含む医療系に進学した。また、進学コースの2年時に選択できる保健医療コースを平成27年度より新設。このコースでは、医療系に必要な理系科目を強化していくことになる。

 こういった医療系への進学では、最終的な資格取得の際に国家試験が待ち受けるため、学習姿勢を大学入学後も維持する必要がある。そのモチベーションを持続させるには、現在の自分の実力を把握することが大切であり、医療系を目指すコースでは、すでに推薦で合格が決まった生徒にも講習を継続し、センター試験を受験させている。

 電子機械科は知識・創造力を養い、新時代のものづくりエンジニアを目指す学科。2年次でメカトロニクス技術を学ぶメカトロコースとCGやマルチメディアを学ぶマルチメディアコースに分かれる。豊富な施設と人材による専門技術の学習はレベルが高く、高校生ロボコン参加や3DCG制作など、高度な技術力も習得できる。

 自動車科では校内に整備工場(車検場)を完備、在校中に3級自動車整備士の取得を目指す。資格取得の過去3年間の合格率は85%(全国平均58%)。卒業後は北海道科学大学短期大学部で2級自動車整備士を取得する生徒も多い。

 こういった多彩な学科・コース編成で、生徒が本当の自分を発揮できる環境づくりを目指し、一人ひとりの夢をサポートする。卒業後の進路は系列大学だけでなく、国公立大や慶応や関大など道外私大などへの合格実績も上がっている。

テーマは『継続』と『タイムリー』
毎日放課後開催される自習空間・尚志塾

 北海道尚志学園高等学校の学びのポイントは3つ。ひとつは前出した高大連携、2つ目が充実した特待生と奨学金、系列大学入学時の入学金免除制度。

 3つ目のポイントは学力アップのためのさまざまな工夫だ。コース別に行われる定期講習や毎朝の読書・小テスト・英単語学習。普通科での一般受験に対応する学力養成のための対策など、さまざまなプログラムが組まれているが、中でも特徴的なのが『尚志塾』という毎日放課後に行われる学習時間である。

 尚志塾の日常のテーマは、計画表(年間・週間)を作成し、計画的に学習を続けることで、生涯通じて学ぶ姿勢を修得する『継続』と効果的な時期を選び、やるべきときにやるべきことを確実に身に付ける『タイムリー』。さらに週2回自由選択ゼミを開講し、苦手科目克服の場を設定している。また、学校内で行う予備校講習で弱点補強と学習方法のチェック(駿大予備校講師による授業・講演など)を行い、第一志望合格を目指す。現在の塾生は3学年で150名。尚志塾は毎日夜8時まで行われており、部活動後や土曜日にも参加ができるため、部活動も本気で取り組み、全国大会出場などの好成績を残しながら、第一志望の大学へ合格した生徒も少なくない。

 これらのポイント以外にもさまざまな知的好奇心を育むイベントを開催。自分で決めたテーマを2日間・20時間行う勉強マラソンは、学年を問わず、教員も一緒に学習して、互いに良い刺激を与えあう。また、大学研究室訪問や道内各地で行われる科学イベント参加の斡旋なども行っている。

 学習イベント以外でも、部活動や各種行事、ボランティア活動などへの参加を奨励。学力を活かせる人間的な基盤を養成して、高校卒業後もさらに成長できる人間の育成を目指しているのだ。

 
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