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中学・高校受験:学びネット

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学校法人盈進学園 東野高等学校

 
  大学進学実績が3年間で3倍に!
国際教育とキャリア教育がつながり
広い見識と知性、自律心を創出
2015年に学園創立90周年、高校開校30周年を迎える盈進学園東野高等学校。近年「近未来プロジェクト」を展開、設備を最新型にリニューアルし、大学進学実績も躍進中だ。国公立GMARCHに挑む「大学進学αコース」、中堅私大合格を確実にする「同βコース」、個性を活かし、多様な進路を支える「総合進学コース」の3コース制。生徒が高校3年間で体得するのは、学問探求への真摯さ・情操豊かな心だ。彼らはいかにして「自分の道」を見出すのか。学園の持つ力に迫る。

校 長: 中川 進
住 所: 〒358-8558 埼玉県入間市二本木112-1
電 話: 04-2934-5292
交 通: JR川越線・埼京線・東武東上線「川越」駅、西武池袋線「入間市」駅、西武池袋線「小手指」駅、西武新宿線「狭山市」駅、JR八高線・西武池袋線「東飯能」駅、JR八高線「箱根ヶ崎」駅、JR青梅線「小作」駅7駅からスクールバスを運行
学生数: 1,014名 (2014.9.1現在)
ホームページ: http://eishin.ac/

 

個性を育む、美しい環境と
新たな「クラブ推薦制度」

 正門をくぐると扇形の巨大な池と緑の丘が眼前に広がる。右にヨーロッパの聖堂風の大講堂、左側に白壁に黒瓦の教室群が立ち並ぶ。キャンパス内は木の香りが清々しい。オリエンタルな情趣漂う独特な空間、それが東野高等学校だ。

 「生きるために必要な水、自然があり、木が香り四季の花が咲く。美しい生活環境は人の心の何かを変えます」

 学園のたたずまいに惚れ込んで入学を決めた事例は事欠かない、と中川進学校長。スポーツクライミングのトップ選手でもあり、大学進学αコース在学中の大高伽弥くん(1年)も「自然が多くて、ゆったり過ごせるのが魅力」と入学を決めた一人。9月に催される中学生対象「授業体験会」は全13講座が満席になる大好評のイベント。「カメの進化」の講座に感銘を受け、「あの先生に教えてもらいたい」と入学する生徒も多い。近年、倍々で伸び続ける大学進学実績への保護者の期待、「自分に合う学校」を自発的に選んだ生徒たちの意志。相乗効果で入学生の質が上がっている、と中川校長は手応えを語る。

 「将来が楽しみな生徒がたくさんいます。それは偏差値の高さでも、プラスアルファの部分でも。『個性』を伸ばすチャンスが数多くある学校です」

 同校では入試に「クラブ推薦制度」を本格導入。スポーツ系・文化系の部活動やクラブチームでの活動実績があり、高校でも継続する意志を持つ生徒が対象となる。実績に自信がなくても、「まずは本校に直接相談を。高校生活を充実させるために部活動を続ける意欲があれば入学につながる可能性は高まります」(募集広報室長・西本敬先生)。

豊かな心と、頭脳を鍛える
高校3年間で両方を伸ばす

 2011年度から大学進学実績が急激に伸び、東京理科大、法政大、学習院大をはじめ、この3年間で中堅私大進学が3倍になった。日大藝術学部への進学者が毎年いるのも特徴だ。快進撃の起点はカリキュラム改革にある。受験に耐える授業プログラムに向けて教員の意識が大きく変わった、と中川校長は力強く語る。現3学年にはベテラン教員を配置、望めばマンツーマン講習も可能、国公立大も受験できる体制を整える。新聞学習(NIE実践校に認定)や英語を含む「朝講習」7時半から「放課後講習」夜7時半まで、予備校に通わずとも学校内で勉強に没頭できる環境だ。

 「進学希望先が明確な生徒には、かなり厳しく徹底的に指導します。一方で部活動や行事に集中する自由もある。いずれも力を入れる時と抜く時のメリハリを、教員がきちんと見計らいつつ、基本的に『どちらも好きなほうを精一杯やりなさい』というスタンスです」

 高大連携の一環でも、駿河台大学メディア情報学部に毎年20人ほどの希望者が週1回講義に参加している。知識の学びと、心の学びのバランスが最も大事と考える中川校長。「見識を広めなさい」、「自分の殻に閉じこもるな」と生徒に伝え続けている。同校では創立の理念を「Hearts&Minds」の言葉に集約。自然の中にホンモノを見つけて感動できる心、人間関係が育む誠意や情熱、学問で冷静に考える頭脳を鍛え、知性を獲得する。

 「中学時代に学習やクラブで頑張りきれなかった生徒には本校にぜひ来てほしい。生徒が『やってみたい』と望むことは受け留める態勢があります。3年間もう一度チャレンジして、自分の力をとことん試してみてください」

「世界」を知り、自分を知る

 学園創立90周年、高校開校30周年に向けて「近未来プロジェクト」が5ヵ年計画で進行中だ。設備面ではFIFA認定の人工芝と夜間照明を完備した総合グラウンドや、新棟「スタディハウス21」などの竣工。学校と家庭をクラウドコンピューティングでつなぎ、試験の成績を保護者が閲覧できるシステムなど学園のIT化も加速している。

 また国際教育と進路指導で、続々と新たな取り組みを展開。一昨年は、学校が奨学金(学費・滞在費)を給付する「長期海外留学派遣制度」第1号の生徒1人が10ヵ月間ニュージーランドに留学。インターネットテレビでフィリピン大学の学生との英会話を楽しむ「スカイトーク」は、週2回放課後に希望者が集まる。一方、昨年から修学旅行先をシンガポール・マレーシア4泊5日に変更。シンガポール大学の学生と共に街を巡り、マレーシアの高校で文化交流を行い、現地の日本企業を訪問し、世界の最前線で仕事をする日本人から多様な生き方を学ぶ。すべてが有機的につながっている、と中川校長は語る。

 「相手の国の文化を理解し、自国のことも伝えられて、心の中での交流ができる、それが真の国際教育。また、専門家や企業人ひいては卒業生から話を聞く『進路講和』や企業訪問など、社会を知る機会を多く設けています。世界には多様な人間や生き方がある。一番やりたいと思う分野を自分で選び、目標に立ち向かっていってほしい」

 同校では、進級時に評定など条件を満たせばコース変更できる。条件は年々厳しくなっているが、より高みを目指す生徒は増加の一途だ。「この学校でこそ、自分のやりたいことが思う存分できる」――厳しい波を乗り越える櫂を得た生徒は世界の大海に漕ぎ出す。

 
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