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中学・高校受験:学びネット

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初芝富田林中学校・高等学校

 
  「生徒ファースト」を普遍的テーマに
〝超〞進学校化を宣言
 「大阪府下に確固とした地位を占める進学校の復活」を目指して始まった学校改革。昨年4月の就任以来、平井正朗校長がハイスピードで進めてきた改革の成果が、早くも実を結びつつある。本年の合格実績は近年最高の水準(東大3名を含む国公立大学+医歯薬系へ116名※)を記録し、進路実績満足度は88%に達した。外部講師と連携した「校内予備校」は、受講生が1,000名を突破。グローバル教育は生徒の発達段階に応じたきめ細やかさで他校と一線を画す。「アダプティブ・ラーニング」も始動し、自律学習の重要性が実感できるよう一人ひとりに寄り添う。平井校長が贈る言葉として生徒手帳にしたためた「夢への飛翔」に“超”進学校への想いが込められている。※過年度卒業生数含む

校 長: 平井 正朗
住 所: 〒584-0058
大阪府富田林市彼方1801
電 話: 0721-34-1010(代)
交 通: 近鉄長野線「滝谷不動」駅、
近鉄長野線・南海高野線
「河内長野」駅、南海高野線「金剛」駅、
泉北高速鉄道線「泉ヶ丘」駅、
「和泉中央」駅など
7方面からのスクールバスあり
生徒数: 258名(中学校)
919名(高等学校) 合計1,177名
ホームページ: http://www.hatsushiba.ed.jp/tondabayashi/

 

初芝富田林のグローバル教育と
アダプティブ・ラーニング

平井 正朗 校長

校長 平井 正朗 氏

 現代は、科学技術の発達によって、人や情報が行き交い、自分とは異なる文化を持つ人々や自然と共存することが求められている時代。だからこそ、自国の文化や伝統を深く理解し、尊重する姿勢を保ちつつ、異なる価値観や倫理観を持つ人々の文化の多様性を受け入れ、他者と協働しながら一人ひとりの幸福を追求しつつ、社会貢献していかなければなりません。

 本校では、コミュニケーション・ツールとしての英語教育と異文化理解としてのグローバル教育を通じて、世の中の諸問題に対応できる教科横断的な探究力の素地を創るという考え方をしています。

 中学では、「英語が使えるようになりたい!」と生徒が感じられる体験型学習を豊富に盛り込むことによって、コミュニケーション・スキルの向上を図り、「主体的で対話的で深い学び」に直結させます。中学卒業段階では「S特進探究」コースはCEFR対照表でA2レベル以上、「特進探究」コースはA1レベル以上が中間到達目標。

 高校では4技能5領域のバランスのとれた「使える英語」にブラッシュ・アップし、グローバル社会に通用するコミュニケーション力を育成するのと同時に、大学入学共通テストや国公立二次に合格できる学力を養成します。到達目標は、高校卒業段階で「S特進探究」コースはCEFR対照表のB1レベル以上、「特進探究」コースはA2レベル以上。

 校内外でもプログラムも豊富で、中1~2対象の自主講座、中2~3対象のオンライン英会話、中3対象のロサンゼルスでの修学旅行、中3~高2対象の「グローバル・リーダーズ・プログラム」、中3~高3対象の立命館アジア太平洋大学での「国内留学プログラム」、高1対象の「オックスフォード大学の体験学習」をはじめ、「TOEIC講座」「ディベート講座」が開講されます。また、「EnglishRoom」ではネイティブによる英作文対策指導も行われています。

 研究開発部がICT活用による個別最適学習であるアダプティブ・ラーニング構築に向けた取り組みをしています。目的としては、「苦手分野の克服」と「授業内容の確実な定着」を大きな〝柱〞 としています。夏期休暇中の課題の一部として、中1~高2には生徒個々に対して克服すべき単元の動画と類題、高3には到達目標偏差値以下の生徒に対して克服すべき単元の動画と類題が配信しています。(中学は数学、高校は国語・数学・英語)

 生徒は、配信された動画による解説を視聴し、類題にチャレンジ、各自の苦手分野を克服する努力をした上で、別のテストにて到達度を確認。配信期間は夏期休暇中を主とし、研究開発部が生徒個々の進捗状況をチェックして担任に報告、担任は生徒・保護者と連携しつつ、生徒一人ひとりの学力向上にアプローチしていきます。

 勉強は本来、自分のためにするもの。この機会に自律学習の姿勢を身に着けてほしいものです。

 生徒個々の誤答分析や学習履歴を蓄積することで、克服すべき単元を見つけ、到達度に応じたオーダーメイドの学習内容を提供してくれるEdTechの活用に向けて、本校もその舵を切ったところです。

学校生活を充実させる課外活動
受賞者が喜びを語る

■岸 奈 央 さん(高3・Will-Fremher コース/書道部部長)
【第54回弘法大師奉賛高野山競書大会金剛峰寺賞受賞】

 弘法大師奉賛高野山競書大会は、日本書道の祖・弘法大師空海の鴻徳を賛仰し開催される書道展で、毎年12万点前後の出品数があり、日本一出品数が多い競書大会として知られている。第54回となる本競書大会で書道部部長の岸奈央さんが、みごと特別賞の金剛峯寺賞を受賞。今年8月2日、高野山で開催された表彰式に招待され表彰された。

 「小学生の時に、女の子はきれいな字が書けなくてはと祖母に書道を勧められたのがきっかけとなって、本校の中高の書道部で活動を続けてきました。念願の受賞がかなって光栄です」

 書道との出会いをくれた祖母が2年前に亡くなったが、その時書類申請をしてくれた司法書士の仕事を知り、法学部への進学を目指している。

■中井 芽依 さん(高3・未来創造コース/美術部)
【第68回大阪私学美術展覧会 優秀賞受賞】

 ロンドンのウェストミンスター宮殿の時計台、花やレースの模様で構成した切り絵作品で、大阪私学美術展覧会・優秀賞を受賞した中井芽衣さん。高校に入学した頃は勉強で精一杯と感じていたが、学校に自分の居場所を見つけたいと思うようになり美術部に入部。「デザインカッターを使って制作しますが、切り落としたら最初からやり直しなので緊張します。締め切り前の3日間は徹夜状態でしたが、完成させた時の達成感が忘れられません」

 英語留学で交流したオックスフォード大学の学生が自分の意見をしっかり持って発言することに刺激を受け、「大学では英語と経営学を専攻し、アメリカに留学して自分を高めたい」と意欲にあふれる。

■楠元 妃真 さん(中1・Ⅰ類)
【2019全日本ジュニア体操競技選手権大会 女子Aクラス 個人総合6位、種目別平均台2位】

 勉強と体操の両立を目指して入学した楠元妃真さん。幼い頃から運動が好きで、小学生から所属する体操クラブで現在も練習に励んでいる。放課後や休日も懸命に技を磨き、全日本ジュニア体操競技選手権大会で輝かしい成績を収めた。「練習の時にできなかった平均台の技が決められて、とても嬉しい! 一生懸命したらできることがわかったのでこれからも頑張ります。憧れの選手は村上茉愛選手です」と受賞の喜びを話した。

 学校生活でも楽しいことがある。宿泊研修も思い出に残る行事で、友達もできた。「将来は看護師になるのが夢。世の中のためになる仕事をするために勉強したい」

 
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