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中学・高校受験:学びネット

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京都西山高等学校

 
  創立90年の歴史を誇る京都の女子校
生徒個人に即した指導で将来の目標を実現する
1200年前、長岡京が置かれた京都府向日市は、西国街道が通る由緒ある町である。その地で歴史を紡いできたのが、京都西山高等学校。創立は1927年(昭和2年)、今年90周年を迎える。法然上人の高弟、証空上人の教えである西山浄土宗を基盤とし、一貫して女子教育を行ってきた。難関大への進学から、保育士の養成、スポーツ活動など、多彩な5つコースを持ち、幅広い生徒が学んでいる。昨今は、国公立大への進学実績が右肩上がりで、話題を集めている状態だ。90周年記念事業として新校舎を建設する予定で、今後の飛躍が期待される高校である。

校 長: 塩田 賢英
住 所: 〒617-0002 京都府向日市寺戸町西野辺25
電 話: 075-934-2480
交 通: JR「向日町」駅より徒歩12分/阪急「東向日」駅より徒歩5分
学生数: 760名 (2017.7.1現在)
ホームページ: http://www.kyotonishiyama.ed.jp

 

国公立大学・関関同立への合格者が急増中
伝統のしつけ教育で人間力を養う

 「本校の良いところは、人間教育がしっかりしているところです。特にしつけが行き届いています。頭髪検査等は定期的に行い、遅刻に対しても繰り返し丁寧に指導しています。今どきこんな学校があるのかというくらい丁寧に指導しています。そこは誇りに思っています。廊下で出会っても生徒は挨拶もきちんとしますし、外部の方が来られると必ず誉めてくださいます」

 こう話してくれたのは、この春、就任した塩田賢英校長。大阪の女子校で30年以上教鞭を取ってきたベテランの元教員である。

 建学の精神は、「人のために喜んで奉仕する。感謝の心を大切にする。」法然上人の教えが、わかりやすく表現された言葉だ。

 学科は普通科のみだが、5つのコースが揃っている。まずは、国公立大、難関私大を目指す「特進S」。平日は7時間制で土曜模試&セミナーを実施。長期休暇中もセミナーを行う。ここ数年、進学実績が右肩上がりを続けており、今春は卒業生13名中、国公立大に5名、関関同立5名、看護学部へ2名が進学。5 年前には国公立・関関同立への進学率は17.2%だったが、今春は76.9%へと急伸している。

 「この伸びは驚異的だと思います。現場の先生方が努力してくれており、西山に入ると急に伸びるので、塾からは七不思議と言われているほどです」と校長。

 「入学後の模試では偏差値50あたりの生徒が70%近くいましたが、3年の10月には15%まで減りました。反対に偏差値60以上が15%程度しかいなかったのが、70%近くに増加。受験は団体戦。クラスで励まし合い、みんなで乗り越えていけるのも女子校の強さだと思います。生徒たちは卒業後もすごく仲が良く、学校にもよく顔を出してくれます」と話してくれたのは、生徒募集部の三宅正則部長。

 「特進A」は、産佛龍近などの有名私大を目指すコース。こちらはクラブ、生徒会活動、学校行事など、勉強以外にも様々な活動をしたい生徒が入学している。

 「コミュニケーション能力や表現力を高めることに力を入れています。授業は探究型が多く、普段の授業に加えて、作文発表会、英語劇など、発表の場が多いのが特色です。3年間これらの活動で鍛えられるので、大学に入って活躍する生徒が多く、大学側からも評価をいただいています」(三宅部長)

 特進Aでは、今年ICTを強化。タブレット端末を使った授業を始めた。ベネッセのclassiという学習ツールを使用しており、授業中、放課後だけでなく、自宅でも反復学習ができる。今後は様々な教科に導入していきたいとのことだ。

体験学習を通して目標を見つける
スポーツでも全国トップレベル

 保育士や幼稚園教諭を目指す「こども夢コース」は、系列の京都西山短大の幼児教育系コースの単位を先取りすることができ、同じ敷地内にある系列の向陽幼稚園でも実習ができる。

 3年間、様々な体験を通して将来の目標を見つけていく「こころ教養コース」は、生徒の感性や希望にあった進路を選ぶことができる。福祉や介護の専門家を招いて仕事の話を聞いたり、大学・短大、専門学校との連携で数多くの体験学習で夢を見つけたりすることが出来る。

 一方、同校では、京都ノートルダム女学院大を始めとする6大学と高大連携事業協定を結んでおり、大学の授業を高校で受講できたり、大学での授業を大学で受講できるなどのメリットがある。この連携は卒業生が大学で積極的にオープンキャンパス等で活動したり、その礼儀正しい姿を見て、大学側から話が来たそうだ。

 そして、スポーツ部に所属する生徒が中心の「体育クラブコース」。ソフトボール、少林寺拳法が全国トップレベルとして知られている京都西山だが、2014年にソフトボール部に著名な田中大鉄監督が就任して以降、4年連続で全国大会に出場する強豪ぶりを見せている。

 「田中監督は人間的に素晴らしい方です。生徒の人間力を育成しながらチームを率いており、生徒からも愛されています。この監督に習いたいと遠方から入学を希望する生徒もいるほどです」(三宅部長)

 進路は体育関係に限らない。保育士や幼稚園教諭になる生徒も多数いて、スポーツで鍛えられているので礼儀正しく、就職の際に企業からの評価も高い。

生徒が積極的に活動する学校行事
100周年に向けて新校舎も建設

 女子校が減り続ける中、その存在価値を高めていきたいという塩田校長。定員250名と女子校としては多い方だが、毎年、定員は確保できている。とりわけ専願での入学率が高く、6割近くが専願志望だ。

 「面接で、なぜ本校を選んだのかという質問をするのですが、オープンキャンパスで生徒が活躍しているのを見て、自分もそうなりたいという生徒が多いです。本校は、100名以上の生徒ボランティアが活躍しています。オープンキャンパス等で体験授業も行っており、この先生の授業を受けたいという中学生が非常に多いです。また、塾や中学と連携を密にしているので、何かあれば、すぐに連絡を取り合っているのも特徴です。塾や中学校の先生方は責任をもって預けられると信頼してくださっています」(三宅部長)

 創立90周年を記念して、現在新校舎の建設計画が進んでいる。コンセプトは「キラキラを育む学び舎」。4階建ての採光に配慮した明るい空間になる予定だ。

 「敷地は長岡京の跡ですので、掘れば何らかの埋蔵物が出てくると思います。その場合は調査になりますが、記録をすれば工事を進められますので、2019年完成を目指して進めています」と期待をこめて話す塩田校長。

 伝統を踏まえた女子教育を進めながら、100周年に向けて新たな取組みを進めていく京都西山。さらなる飛躍が期待できる。

 
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