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中学・高校受験:学びネット

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帝塚山中学校高等学校

 
  〜こんな医師になりたい〜
京大医学部に進学した卒業生座談会
帝塚山中学校高等学校は、2007年に中学校の男子英数コースに「スーパー理系選抜」クラスを開設。2012年には女子英数コースに「スーパー選抜」クラスを開設するなど、生徒一人ひとりの目標を実現するためにコース制の改革を進めてきた。その成果は、ここ数年の進学実績の伸びとして表れている。今年は、東大・京大を始めとする国公立大学に182人が合格。とりわけ医学部医学科は、昨年の14人から24人へと躍進した。その原動力はどこにあるのか。今年、京大医学部医学科に進学した卒業生3人に学校生活について語ってもらった。

校 長: 有馬 利治
住 所: 〒631-0034 奈良県奈良市学園南3-1-3
電 話: 0742-41-4685
交 通: 近鉄奈良線「学園前」駅より徒歩1分
学生数: 中学校 914名
高等学校 1,205名 (2015.9.1現在)
ホームページ: http://www.tezukayama-h.ed.jp

 

《出席者》
男子英数コース「スーパー理系選抜」クラス卒業生
2013年卒 木野平宏さん
2014年卒 谷本将崇さん
2015年卒 小西佑季さん

帝塚山の男子英数コースは、
は男子校と共学校の良いとこどり

── 京大合格おめでとうございます。合格発表のときはどんな気持ちでしたか?

小西 高1のときから京大医学部を目指していたので、本当に嬉しかったです。

谷本 現役のときに後期で奈良県立医大に合格したけれど、やっばり京大に行きたくて浪人しました。受かってよかった。家族もとても喜んでくれました。

木野 僕は複雑な気持ちでした。もう岐阜大医学部で2年進級が確実だったので、京大に入り直したら1年遅れてしまう。迷いましたが、将来の選択肢を増やしたいと思い京大に進学しました。

── 木野さんは、「スーパー理系選抜」クラスの1期生ですね。なぜ帝塚山中学を選んだのですか。

木野 信頼していた塾の先生から、「新しいコースだから力入れて指導してくれると思う」と勧められて受験しました。

── 小西さんと谷本さんは?

小西 奈良の私立中学校の上位3校を受験して、ここになりました。(笑)

谷本 僕も同じです。

── 入学して、どうでしたか。

谷本 先生方が面倒見よくて、友だちもいい子が多くて、楽しかったです。

小西 先生が親身になってくれて、いろんな相談ができました。京大志望者向けに京大ソリューションなどプラスアルファの授業があって、快適に勉強できました。

木野 自由な校風で、勉強もそんなに厳しくなかったので、部活に励んでました。

── クラブは何部ですか?

木野 中学のときは美術部で、高1の終わりごろから陸上部で短距離やってました。

谷本 木野さんはめちゃ速いですよ。

木野 体育の授業で陸上部の部長と走ったら勝ってしまって、クラブに入れられました。(笑)高3のときの県大会で、0.01秒差で決勝に進めなくて悔しかったです。

── 卒業してから帝塚山が他校と違うと感じたことはありましたか。

谷本 やっぱり男女併学です。男子校的な面もあるし、行事では女子と一緒だから友だちになれるし、結構気に入ってました。

木野 みんな規律を守って、いい意味でまじめだと思います。それと先生との距離が近い。卒業してからも交流が続いています。

小西 行事が多いことかな。

── 特に印象に残ってる行事はありますか。

小西 クラス対抗のコーラスコンクール。とにかくみんな熱くなるんです。

小西 女子のなかには、負けて泣いてる子もいました。

木野 女子クラスは、部活さぼってまでコーラスの練習してたからね。

── 女子の方が人数多いし、優勢ですね。

木野 ところが、高3のときに僕たちのクラスが金賞をとって、会場中が「ウォー」ってなりました。

谷本 先輩の快挙に僕たちも大喜び。

小西 感激しました。

木野 行事が多かったので、クラスの協調性や団結力が高まったと思います。

将来の夢を描きながら
目標を高く

── 医師になりたいと思ったのはどうして?

谷本 小学校のとき、友だちの両親が医者で、仕事の話を聞いてあこがれてました。

木野 父がペインクリニック専門の医者です。小さいときから仕事場について行って、患者さんの痛みを取り除けることに、子どもながらすごいなと尊敬していました。

小西 僕は免疫系の医者をしている叔父から影響を受けました。中学時代に自然治癒力に興味を持ち始め、高1のころから癌を免疫細胞で治療したいと思うようになり、研究が進んでいる京大を目指しました。

── 受験勉強は大変でしたか。

小西 勉強するのは好きでしたが、模試の成績がなかなか伸びなくて……。高2のときは、ほとんどD判定。それでも志望校を変えようとは思わなかったのですが、高3の夏もD。秋にCとAになりました。英語の力が徐々についてきたからだと思います。

谷本 現役のときは自信満々で油断してしまった。浪人時代は絶対受からなきゃいけないというプレッシャーがきつくて辛かったけれど、ひたすら勉強して乗り越えました。

木野 授業はまじめに受けてたのですが、自分ひとりでは勉強できないタイプなので、友だちと教え合いながら勉強して頭に入れてました。

── 後輩にアドバイスするとしたら、どんなことですか。

小西 将来の夢を描いて大学を選ぶことと、目標を高く持って、第一志望校を変えないことです。

谷本 浪人のときに思ったのは、現役の勢いはすごいということ。小西君みたいに最後まで気を抜かずにやり続けたら、絶対伸びます。でも、浪人もそんなに悪いことじゃない。得られるものもあります。

── どんなことですか。

谷本 人生、なめたらいけない。(笑)

── 将来はどんな医師になりたいですか。

谷本 臨床医です。患者の気持ちに親身になって症状を把握して、正確な診断ができる医師になりたいです。

小西 身体の免疫力をあげる方法で病気を治していきたい。

木野 少し前までは麻酔科の医師になりたいと思ってましたが、いまは研究もしてみたいし、医療制度の改革もしたい。理想の医師像は、少しずつ変わっていくと思います。でも一貫しているのは、患者に対して上からものを言うような医者にはなりたくないということです。

── 今後の活躍に期待しています。今日はどうもありがとうございました。

〔平成28年度 中学入試〕
※女子も初日に午後入試を設定。受験しやすくなりました。
@連続3日間の受験しやすい入試日程
1月16日(土)、17日(日)、18日(月)
A男女とも初日の専願受験にメリット
B男女とも初日に午後入試を設定
C2次B入試欠席の場合、受験料を返金
詳しくはホームページ

 
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