大谷大学文学部教育・心理学科第一学年
片山祥子さん
大谷高校から大谷大学へ、教師をめざして進学した片山祥子さん。サッカー部のマネージャーや学校ボランティア活動など、充実した大学生活について語ってくれました。
── 大谷高校から大谷大学へ進まれたそうですが、高校生活はいかがでしたか。
片山 部活漬けの毎日でした。女子ハンドボール部のマネージャーをしていたのですが、私ひとりだったので結構大変でした。在学中、ハンドボール部は「第65回全国高等学校総合体育大会京都府予選」(インターハイ予選)で優勝するほど活動が盛んでした。
── 大谷大学文学部教育・心理学科を選んだ理由を聞かせて下さい。
片山 私の両親はふたりとも中学校教師で、教え子が卒業後に就職報告に来てくれたとか、教師のやりがいのようなものを聞く機会が多く、私も先生になりたいと思い、教員をめざしはじめました。志望校は大谷大学一本です。高校の先生にも大谷大学は絶対いいからと勧められました。大谷大学へは、大学の雰囲気を知りたかったのと、入試の面接対策も兼ねて友達と何回かオープンキャンパスに参加しました。
── 大谷大学のキャンパスの雰囲気はどうですか。
片山 校舎がきれいです。理科室や図工室、小学校の教室を模した模擬授業教室などの設備が整っていて、選んでよかったなと実感しています。理科室には実験器具、音楽室にはカホンチェアなどの楽器が備えられていて、実践的に学べます。高校の友達も、教室のそういうところが気に入って、私よりも先に大谷大学を志望校に決めていました。
また、ピアノレッスン室もあって、授業の空き時間にはよくピアノの個人練習をしています。
── 今、どんな学生生活を過ごされていますか。
片山 すごく楽しいです。今は、サッカー部のマネージャーをしており、湖西キャンパスのグラウンドで週6回の練習のうち4回参加しています。また、先輩のアドバイスもあって、中学校での学校ボランティアも始めました。普通学級で支援の必要な生徒の勉強や生活面のサポートをしています。今後も積極的に続けていき、夏休みもボランティア活動をしたいと思っています。
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── 受講科目のなかで面白い授業はなんですか。
片山 小学校で教える各教科内容についての授業はどれも面白いです。今受講しているのは、国語、理科、算数、図画工作で、自分たちで模擬授業をするのですが、指導案作成から始めるんです。一班3〜4人のグループ発表で、自分たちの発表はもちろん、他の班の発表を聞くのも勉強になるのですごく楽しいです。最初に先生から「授業を受ける側も小学生に戻った気分で受けましょう」と言われたので、自分でなりきってやってみると、小学生って思っていた以上に考え方がしっかりしているんだと気づいたり、いろんな発見がありますね。
── 大谷大学に入学してよかったなと思うところを教えてください。
片山 いい先生や友達と出会えて、上辺だけではない深い関係が築けることですね。規模の大きい大学と比べて、他の学科の学生とも知り合いになりやすくつながりができることも魅力です。同じ目標の人が多いので、どこへボランティアに行こうか話し合ったり、やりたいことを一緒にやれたりもします。入学したときには、先生になれるのかなってまだ少し不安もありましたが、周りの意識が高いので、自分ももっと頑張ろうと、しっかり目標ができて自分自身が成長できたと思っています。
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