生徒会インタビュー
会長 3年総合進学コース 川上 隼くん(野球部)
副会長 2年総合進学コース 西村 昴くん(野球部)
書記 2年総合進学コース 内藤 麻衣さん(ソフトテニス部)
書記 2年総合進学コース 田中 功太郎くん(陸上部)
総務 2年総合進学コース 奥野 智大くん(陸上部)
総務 3年英数特進コース 中野 雄斗くん(ESS部)
立候補のきっかけは
先生の推薦と自分のやる気
── 生徒会役員になろうと思ったきっかけは何でしょう。
川上 昨年も書記として参加してたんですが、次は会長となり、学校を良くしていこうと考えたんです。会長に立候補したのはぼくともう一人いたので、演説では「この学校を良くしていく」ことを中心に訴え、当選することができました。
中野 ぼくも同じく昨年からの参加です。クラブの顧問の先生に薦められ、パソコンで書類を作るのには自信があったので、総務に立候補したんです。実際にやってみると、忙しいけどとても充実していますよ。西村君は小学校時代に生徒会経験があるんだよね。
西村 はい、小学校なので児童会ですが。でも、全校生徒の前で選挙演説するのはすごく緊張しましたよ。立候補者が二人だったので、相手に負けないよう頑張りましたけどね。
田中 ぼくと内藤さんは立候補が二人だったので、『負けない』というプレッシャーは無かったんですけど、演説は緊張しました。
内藤 田中君は先生の薦めで立候補したんですよね。
田中 そう。でも副会長はむずかしそうだったから(笑)書記に立候補したんだけど。
奥野 選挙よりも、当選した後に前任の先輩方からの引き継ぎがあったでしょう。挨拶や励ましの言葉と同時に生徒会役員のバッジを渡された時は、これからは自分がやっていくんだと感じて、とても緊張しました。
中野 これから生徒会として色々なイベントに参加することになるから、学校生活にはりができるよ。頑張ろう。
── 生徒会として最初の活動は?
川上 東北大震災の被災者の方々のため、学校の昇降口で寄付金を呼びかけました。
内藤 高校も一緒にやったんですけど、中等部だけで今までに3万円くらい集まりました。最初は集まるか不安だったんですけど、結果が出たことには感動しました。
生徒会が腕を試される
楽しく・安全な星河祭の運営
── これから生徒会が積極的に関わっていくのは、何のイベントですか。
川上 10月に行われる星河祭ですね。体育の部と文化の部に分かれて、日替わりで行われます。高校・中等部の垣根を越えて楽しめるイベントです。昨年は生徒会が星河祭の委員と一緒に、門の前にキャラクターを作ったんですよ。あれはすごかった。
西村 確かに星河祭、楽しみですよね。他校に通っている友達を招くことができるので、盛り上がるんです。
奥野 そうそう。星河祭に招いた友人から、違う学校の文化祭に招かれたりもするからね。
川上 中等部ではダンスや劇、展示物などで盛り上がるけど、高校の方ではそれに加えて模擬店も出るので、色々買って食べるのも楽しみなんです。
内藤 クラスで何をやるかを決めるのも今からよね。最近流行のヒップホップダンスをやりたいとは思ってるんだけど。
西村 そうなんだ。ぼくのクラスでもダンス発表が候補に挙がっていたよ。かぶっちゃうかな(笑)
川上 ダンスでも演じる人が違うと異なる楽しさがあるから、両方やってみてもいいんじゃないかと思うよ。
内藤 そうですよね。それと、体育祭の方も楽しいんです。去年1年全員参加でやった40人41脚、あれは楽しかった。あと、先輩がやってた大縄跳びも。
田中 どちらも外部から見に来てくれた方が誰でも楽しめるイベントですよね。今年も同じように楽しく開催するためにも、生徒会で頑張らないと。
川上 そう。誰一人嫌な思いをすることがないようにしないといけない。
中野 それと、募金活動も。毎年星河祭では募金活動を行っているけど、今年は震災もあったことだし、さらに規模を大きくすることになるでしょう。生徒会の力が必要とされると思います。 |
学年を超えて
ともに学校の
リーダーとして力をふるう
── もうひとつの大きなイベントとして、各学年の宿泊研修がありますね。
川上 そうです。3年は6月末にハワイの東海インターナショナルカレッジへ約10日間の語学研修が予定されています。でも、ぼくらの研修より先、6月中旬に2年の北海道研修があります。
西村 釣りとかサイクリングとか、先輩に色々聞いて、今から楽しみなんですよ。
内藤 小樽では班ごとの自由散策もあるし、ジャム作りとかも期待できますよね。
奥野 ファームステイが一番楽しみかな。やったことのない農業体験だから不安もあるけど。
田中 説明会のときに見たボートでの川下りもおもしろそう。
川上 やったことのないことばかりで難しいけど、できた時の感動もあるよ。ただ、はしゃぎすぎると危険なこともあるので気をつけてね。
内藤 はい。こんな風に先輩に仲良くしてもらって、色んな話を聞けるのも、生徒会の良いところですよね。
西村 いずれは下の学年も生徒会役員として入ってくるから、その時はぼくたちがちゃんと生徒会をまとめていけるようにならないといけないよね。
中野 これからどんどん生徒たちの要望や意見などを聞くことも増えてきますよ。特に春に行われた全校アンケート調査では、色んな意見が集まったので、それを先生方に実現してもらえるようお願いしています。
川上 去年は、自動販売機を増やして欲しいという要望が通ったんですよ。今年もまとめて、いかに皆を引っ張っていくかが、リーダーとしての生徒会にとって大事なことなんです。学年が違っても、ひとつのことに協力し、意見が食い違ったら話し合いで解決していく。そして、東海大仰星を規律正しく楽しい学校にしていくこと。それが生徒会の役目だと、ぼくは考えています。
──素晴らしい意見だと思います。これからも頑張ってくださいね。
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