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中学・高校受験:学びネット

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学校法人 静岡理工科大学
星陵高等学校

 
  『解なき未来』に挑む「力」と「知恵」を育み、
パラダイムの転換期を生きぬく知の戦略を更新中!
 世界文化遺産に登録され世界に誇る富士山と富士山麓で育まれた文化を受け継ぐ地、富士宮市星山にある星陵高校。創立以来変革を重ね常に時代の要請にこたえることで安定した志願者数を確保。進路実績においても保護者の期待を上回る結果を出すことで静岡県内有数の進学校としての地位を固めている。同校の人気の秘密を探ると、「10年、20年先を見据えた視野の広いグローバル人材を育成できる学校である」ことをめざして作られた壮大な構想と、時代の変化に強い人材を育てたいという学校の強い思いが見えてきた。

校 長: 渡邉 一洋
住 所: 〒418-0035 静岡県富士宮市星山1068
電 話: 0544-24-4811
交 通: 富士・富士宮周辺で全21ル―トの
スク―ルバスを運行(夏期・冬期講座時も運行)
生徒数: 1,368名
URL: http://www.starhill.ed.jp/

 

 

高度情報化社会を力強く生き抜くための
充実のICT教育環境と教育プログラム

 現代社会はITによる情報ネットワークが地球上を覆いつくすという人類史上かつてないフェーズに到達。新しい発想や価値観、あらゆる技術が日進月歩で世界の常識を更新し続け、私たちの生きる社会は日々その姿を変えつつある。予測困難な社会においては、知識そのものよりも既存の知識を活用するスキルが大切だ。

 星陵は、校訓である「誠実な心で事にあたる 友情の和を広げる 厳しさを自ら求める」を普遍的な理念としている。多様な価値観を認めあい、状況の変化に柔軟に対応でき、自ら考え、判断し、そして仲間と共にチャレンジしていける21世紀型スキルを身につけたリーダーを育成するためのフィールドとして、その活動分野を校内外に拡張し続けている。

 「パラダイムの転換期である現代社会において、問われているのは今までの価値観を再定義して未来に生かすこと。時代の変化を恐れず果敢にチャレンジし、地域を担う人材育成に努めています」と渡邉一洋校長は言う。

 静岡県内唯一の私立理工系総合大学である静岡理工科大学グループであるスケールメリットを生かし、他校に真似のできない法人内連携・高大連携も可能にしている。また、全館無線LAN設備を完備し、生徒用iPadも準備。情報化・グローバル化に対応したICT設備の充実と先進的な教育プログラムを推進中だ。これにより2学科・6コース制の下、生徒の夢・適性に応じた学習・進路指導を実施し、大学進学、専門学校進学、就職の全てにわたり安定した信頼できる進路実績を実現。

 英数科においては、授業+講座、習熟度別学習、S 授業・S講座(総合コース英語、国語、数学で実施している学級数+1の習熟度別授業の最上位集団)や、2年次からのSクラスによるきめ細かな指導が、毎年の超難関大への合格を可能にしている。

英語力向上は必須
世界とわたりあえる
コミュニケーション能力を育成

渡邉 一洋 校長

 恵まれた教育資源に支えられ、国際社会で問題になっている事例について自らが課題を見つけ解決する課題解決型の探究学習も盛んだ。ユネスコスクール認定校として世界遺産に関する取り組みや様々な海外との交流などを行い、SDGs(持続可能な開発目標)の研究にも取り組んでいる。今年の2月にはグローバルゴールズ発表会を開催し全校生徒で問題認識を深めたという。

 星陵では「国際交流」は特別なことではない。普段の学校生活の一部だと考え、留学生と日常的に触れ合い、星陵にいながら自然に国際感覚を身につけていくことを目指している。現在、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの8つの学校・管区との交流を推進中。カナダの学校とはスカイプで授業をライブ中継。語学研修や短期・長期の語学留学の協定を結んでいる学校とも国際交流が盛んだ。これ以外にも、国内はもとより海外からの視察の受け入れや、海外校との共同プロジェクトへの問い合わせも多いという。

 先日、長野県タクシー協会の会長さんとお話する機会があった、と渡邉校長は語る。

 「長野県白馬村のタクシー運転手さんは英語で観光客と話せるそうです。高知県のゆず農家のおばあさんが海外と直接英語で取引をするなどの例も聞きます。これらは仕事で必要に迫られてのことなのでしょうが、大学などの世界を見ても学術共通語である英語なくしては何もできない。世界とわたりあうには英語は必須なのです。本校では英語を学ぼうとする意欲と、英語を使う機会の充実を通じて、確かなコミュニケーション能力を育成しています」と続ける。

 星陵では独自の英語強化プログラム「20分の挑戦」による英語力向上を実施。全校生徒英検2級取得を目指している。

星陵で育まれる21世紀型スキルを身につけた
地域創生を担う生徒たち

 「iPadを使えるようになるとか、英語を使えるようになるとか、アクティブラーニングでこれを学びましたなど、それ自体が目標ではありません。変わり続ける世の中で21世紀型スキルを活用して何ができるかを創造できる人材が星陵生です。世界標準の思考力を意識し体系的に学んでいるのです」と渡邊校長。

 星陵では、教科教育法研究会によるアクティブラーニング研究・実践や、思考コードに基づいた多面的な指導・評価法を導入。「どの程度の知識が必要なのか」「どの程度の思考の深さが必要なのか」といった点数や偏差値にかわる新しい評価軸により、学力を可視化し、知識や思考力といった概念そのものにも枠組みを与え、教育目標を設定している。

 「2018年の日本の人口は1億2 2 5 0 万人。2 0 6 5 年には8800万人になると言われています。現在の高校生が定年退職を迎える年齢です。くわえて都市と地方で同じ比率で人口減少が起きるとは考えられません。新しい産業を興し地域を再生する想像力、創造力が必要です」と渡邉校長は言葉に力を込める。

 東大・京大合格の実力があっても地元大学医学部進学にこだわる生徒も多いという。

 「その背景には地域における医療の問題への熱い思いがあるようです」と語るのは入試広報課長の佐野北斗先生。「探究学習で地域創生をテーマに、既存の商店街と新興の大型量販店との売上の違いによる問題提起から解決策までを研究した生徒もいました」。いずれも優秀な成績で希望の進路を実現している。

 それぞれ異なる着眼点や得意分野を持っている生徒たち。それらを引き出し、対話や周囲との協働作業を通じて時代の変化に強いグローバル人材を育てる星陵高等学校。全ての生徒、保護者の期待に応えられる学校として進化し続けている。

 
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