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塾長のためのマンスリースケジュール

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●講習授業は一話完結

 とくにデータがあるわけではなく個人的な印象に過ぎないのだが、事後の評判が良く次回集まりの良い講習とそうでない講習との間には、「授業の進め方」に大きな違いがあるような気がしてならない。

 レギュラーシーズンの授業は通常、学校の予習や復習という形で行われている。したがって説明なども次回また改めて触れることを前提に授業が進められていく。昔のテレビ番組にはよくあったが、いまは朝ドラや大河や韓流ドラマにしか残っていない「連続もの」形式といってよかろう。

 評価のあまり高くない講習はこの形式を踏襲していることが多い。これだとレギュラー授業の延長であって、講習が本来持つ新鮮味や緊張感が出てこない。

 では、高い評価が得られる講習にするためにはどうすべきか。一コマ一コマの授業を連続ものではなく、「一話完結」で組み立てていくのが良いと私は考えている。教える内容は少しで構わない。一コマ終わるごとに子どもたちが「わかった!」「できた!」を実感できる授業である。そのために必要なのは「教える時間」よりも「振り返りの時間」に多くを割く授業構成であろう。工夫をお願いしたい。

●講習生面談

 まずは添付の表をご覧願おう。中規模以上の塾(1万教場)を対象にした特定サービス産業動態統計調査(経産省)をもとに算出した、ここ5年間の教場当たり月別生徒数の推移である。いずれも月末の数値で講習生も含まれている。4月末を基準に月別の増加率をみていくと、6月末が平均3・04%増、7月末が7・49%増、8月末が13・30%増、9月末が13・05%増となっている。

 注意したいのは14年と18年を除き、8月よりも9月が少ない点である。平均でも9月の方が少ない。ということはせっかく8月の講習に来てくれていた講習生を継続入塾させることに失敗しているということであろう。

 そうした失敗を防ぐために有効なのが、講習中の講習生面談である。改めて保護者面談を組む方法もあるが、時間的余裕がない場合はとりあえず講習生との面談を優先したい。必要な時間は一人当たり5分?10分で良い。授業を担当している講師が、雑談ついでのような形で生徒の現況や将来の希望などを尋ね、励ますと同時によい点を褒める。これだけで十分効果はある。

 なお、繰り返しになるが表の生徒数は中規模以上の塾の平均値である。17年7月実施の経産省「特定サービス産業実態調査」によると、企業塾1教場当たりの生徒数は113・4人、個人塾のそれは52・4人。このあたりの数値と自塾の数値を比較しながらお考えいただきたい。

教場当たり月別生徒数の増減と対4月度比率

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