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中学・高校受験:学びネット

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塾長のためのマンスリースケジュール

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●定期テスト対策の実施

前々回、本年5月号の6月の項でも記したが、普通のタイプの塾にとって定期テスト対策はいまや、塾の存在感をアピールする最大のイベントになっている。興味深い例がある。

この春、北陸にある知り合いの塾が分教室をオープンさせた。その時点でかなりしっかりと宣伝広告を行ったのだが、反応はいまひとつ。4月末までの入塾者は結局、小学生から高校生まで合わせても2ケタに届かないで終わった。

ところがこの分教室、2か月半後の7月半ばにはすでに塾生50名を突破している。

夏期講習のチラシももちろん打った。校門配布もポスティングもした。が、塾長にいわせると、理由はそんなことではない。珍しくこの地区には5月に中間テストがあったのだが、そこでわずか数名しかいなかった中2生、中3生が全員、驚異的な伸びを示したのだそうだ。最高は学年140人中80数人抜き、最低でも30数人抜き。さらに6月末の期末でも相応の成績を残し、これが口コミで伝わったのが最大の理由だと塾長は断言する。成績にこだわること、とくに学校のテストでの成績にこだわることがいかに大切かを物語る好例といってよかろう。

ところで、ではどうすれば成績を伸ばせるのか。恒常的にというのなら本欄でも何度か述べたように、(1)勉強量を確保させること、(2)学習意欲を高める努力をすること、(3)規則正しい生活をさせることの3点が重要課題になる。だが、とりあえず1回、急激に伸ばせばよいというのなら@だけで十分だろう。科目を1、2科目に絞り、テキストは学校側で「出すよ」と指定したもの以外使わないという方針をたて、そのうえで目の前できっちり「量」をやらせれば、成績は必ず伸びる。場合によってはクラス全員ではなく、希望者を募ってやらせてもよい。あとは、それをどう宣伝広告していくかだけだ。塾生を増やしたいと思ったら、とにもかくにも「伝説」をいくつか作り出すことだ。

●冬期講習の企画

少し早いが、ボツボツ冬期講習の企画に入らなければならない。お気づきのとおり、冬期の集客は年々厳しくなっている。冬期には顧客層の受験に対する意識の高低が顕著にあらわれるが、一部の成績上位層を除き、中位以下の子ども・保護者の意識がだいぶ冷めつつあるからだ。まずは、自塾の子どもたちの成績を確認したい。そのうえで、上位層が中心なら正月特訓まで含めた多少ハードな企画を、中位層が中心なら多少安価で手軽な企画を、下位層が中心なら楽しいイベントを組み入れた企画を考えたい。

なお近年、この時期、塾に通っていなかった中3生の飛び込み需要が増えていると聞く。そうした層を発掘できるような企画を考えるという手もある。

●その他の留意事項

◇学校説明会など
体育祭、文化祭、学校説明会など、志望校のイベントがあれば行かせること。
意欲が高まる。

◇新人戦
できたら体育系部活の新人戦などの応援も忘れずに。意外と集客につながるものだ。

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